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2018年08月30日

ハノーファー、ウッド復帰で浅野ら4つ巴のFW争い

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 先週末に行われたブンデス開幕戦となるブレーメンとのアウェイ戦へと向かった選手たちを見送り、ハノーファーに残ってトレーニングをつづけていたボビー・ウッド。この理由は負傷や不調ではなく、出場停止によるものであり、次節からは再びボビー・ウッドはFWのオプションの一人ということになる。

 だがそれは同時に、アンドレ・ブライテンライター監督にとっては、ちょっとした嬉しい悩みにもなると言えるだろう。今回のドルトムント戦にむけ、最大で2枠とみられるFWの先発を争う選手が、ウッド、昨年のチーム得点王フュルクルーク、そして浅野拓磨とヴェイダントが控えているところなのだ。

 確かに開幕戦に関しては、ブライテンライター監督は試合後に、「最前線でのプレーに関してはまだ改善の余地がある」と感じており、その試合でフュルクルークと共に2トップを形成したのは浅野拓磨だったのだが、しかしながら今回はドルトムントが主導権を握ろうとすることを踏まえ、よりスピードをもった選手を起用することが考えられるだろう。その点でみれば、俊敏性を兼ね備えた浅野拓磨が再び起用されかもしれない。

 だがウッドのライバルはそれだけではない。ほんの数週間前までは名前も知られていなかったにも関わらず、ここのところで猛アピールを展開。ブレーメン戦ではその浅野拓磨と交代で起用され、そのわずか数分後にいきなりブンデス初得点となる先制ゴールを決めたヘンドリク・ヴェイダントが、ジョーカーとしてのクオリティを発揮したのだ。ブライテンライター監督は「まさに絶好調という感じだね。まだがんばらなくてはならないところはあるが」と称賛。これからオプションとなるウッドには、過酷な定位置争いが待ち構えている。
 


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