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2018年09月20日

地元紙:復帰した原口元気と不調の浅野拓磨との相乗効果を期待

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 今夏にシュトゥットガルトからハノーファーへと移籍し、準備期間では好調なパフォーマンスでアピールに成功していた浅野拓磨。その結果、今シーズンはここまでリーグ戦3試合すべてで先発出場しながらも、得点を決めるには至らず、さらに週末の試合では幾度となく好機を逃したばかりか、勝ち越し点につながるミスをもおかしている。

 地元メディア『シュポルト・ブザー』に対し、試合後アンドレ・ブライテンライター監督は「頭を下げてはならない。ミスはおかすものだし、それが失点につながることもある。」と述べ、得点を決められなかったことについても「このまま取り組み続けていけば結果はついてくる」浅野を擁護した。

 また指揮官によれば、この試合の前に行われた最終調整では、「得点を決めてくれる、そう確信した」というほどの好印象を残していたとのことで、得点につながらなかった可能性として、相手DFが長身のコナーテだったことも指摘。『シュポルト・ブザー』紙は、それがシュトゥットガルトで起用されなくなった理由にもなったかもしれないとの見方を示している。

 その浅野とこの試合で交代で投入されたのが、今夏のワールドカップ参加の影響と、その後に負傷を抱えたことで出遅れていた原口元気だ。負傷からは回復してはいるものの、今はリズムを模索しているドリブラーは「ここまでプレーできていないのには理由があります」と理解を示した上で、「自分の力はわかっていますし」と自信をみせつつ、目標として「最低限スコアポイントで10」を掲げた。

 また原口は今夏から同僚となっている浅野との関係性について、私生活では話す機会は多いが「べったりにならないよう」気遣っているとも。昨シーズン後半戦では、レンタル移籍したデュッセルドルフにて、宇佐美貴史との日本人コンビで2部優勝へと貢献。その相乗効果を指摘する声も少なくはなく、『シュポルト・ブザー』は若手マイナの不調から原口元気の先発を予想、ハノーファーにおける日本人コンビの相乗効果へ期待感をみせた。
 


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