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2018年12月13日

素直に喜べない、浅野拓磨と原口元気のアジア杯招集

Hannover 96
ハノーファー96
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 週末に行われたブンデスリーガ第14節1.FSVマインツ05戦では、リーグ戦としては初めて揃い踏みで先発出場した日本人コンビ、浅野拓磨と原口元気。そこでようやく、これからに期待感を抱かせるパフォーマンスを披露したところだが、火曜日には今冬に行われるアジア杯に向け日本代表からの招集を受けた。

 「選手にとっては、これは素晴らしい機会だろう」と語った、マネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏。「だが我々にとって決して小さなもんだいとはいえないものだがね」と言葉を続けている。

 特に今夏に移籍金450万ユーロで加入した原口元気にとっては、その直前にアンドレ・ブライテンライター監督から「期待にまだ応えていない」と叱咤激励を受け、そこで先制点をアシスト。アピールしたばかりであり、一方の浅野拓磨も負傷による離脱の影響もあってようやく精力的なパフォーマンスをみせたところ。交代直前には貴重な追加点にまであと一歩というプレーもみせていた。

 なおそのほかにブンデスリーガから選出されているのは、ヴェルダー・ブレーメン所属の大迫勇也のみであり、共に残留争いの中にある1.FCニュルンベルク(久保裕也)と、フォルトゥナ・デュッセルドルフ(宇佐美貴史)にとっては、この事態を”避ける”ことに成功。今冬の準備期間を利用して後半戦での巻き返しへの準備に集中して取り組むことができる。

 一方で浅野や原口にとっては、前半戦残り3試合を終えたその4日後には、日本代表の練習へと参加。そのため残留争いに向けた、立て直しの準備期間すべてに参加できないばかりか、日程からみて仮に冬季休暇をとらなかったとしても、おそらくは後半戦ではリーグ戦3試合を欠場して合流。その状況から両者とも定位置確保をめざし、争いに加わっていくことになるのだ。
 


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