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2019年02月12日

新システム、新たな役割で躍動した原口元気「もっと得点を」

Hannover 96
ハノーファー96
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 ハノーファー96での今年最初の試合では、原口元気はこれまでとは異なるシステムで、そして異なる役割で、新指揮官トーマス・ドル監督の下でプレー。ここまであまりチームではみせていなかった、状態の良さを示すパフォーマンスをみせた。

 確かに年始に巻き起こったクラブの騒動から距離を置いていたことは、原口元気にとってはプラス材料だったのかもしれない。だがそれでも原口もまた、タイトル獲得を狙ったアジアカップでは決勝戦でカタールに敗退。辛酸を嘗めてチームに合流している。

 そして先週に新体制となったハノーファーに戻ってきた原口は、そこで即座にトーマス・ドル監督を納得させることに成功しており、「我々は多くの話し合いを行なったんだ」と明かした新指揮官は、「元気の体調はよかった。彼は出場に闘志を燃やしていたし、練習でも良い印象を残していたよ」と説明。そこで下された結論が、先発起用だった。

 そしてその期待に原口元気は状態の良さを改めて披露する形で応え、この試合では中盤をひし形に組んだその左側という「不慣ればポジションではありました」と振り返った原口だが、「頻繁に中に入ることができましたし、ボールにも多く触る機会を得られましたね」とコメント。「ニュルンベルクの退場により、テンポを高く保つことができました」と振り返ったが、そこに貢献した選手の一人こそ原口元気自身だ。

 ただもっと良いパフォーマンスをみせることができたはず。例えば移籍後初得点を決めることができなかったことについては、原口自身が「僕たちはもっと得点をしなくてはいけなかったと思いますし、それは僕自身にもいえることです」と反省。前半30分には相手GKマテニアの見事な好セーブに阻まれ、さらに56分にも個人技から得点を狙ったがゴールネットを揺らすまでには至らなかった。

 だがそれでも、ニュルンベルクとの重要な下位決戦を制してようやく勝ち点3を得たことにより「将来について、前向きにみることができますね」と原口。ブンデス1部残留というミッションの達成にむけて意欲を示している。

 


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