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2019年03月24日

逆境に立たされた、ハノーファーのキント会長

Hannover 96
ハノーファー96
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定例会によって行われた相談役会会員を選出する選挙では、50+1%ルールをマルティン・キント会長が特例で受けることを反対する勢力が占めて5人が選出。「良いメンバーだし、実行力のあるメンバーだと思う。出馬したどの人物も選出にふさわしかったと思うよ」と語ったキント会長は、今後については「みてみよう」と言うに留まり、「状況は決して容易ではない」とも付け加えている。

 一方で選出された一人、セバスチャン・クラマー氏は「キント会長がまとめ役であり、話し合いなどの取り組みを行なったり、逆に回避したりしていく」と述べ、またキント会長も辞任の意思はないことを強調した。「それはない。これは新しいコンセプトやアイデアをもった、新しいチームであり、職務を遂行することこそ責務だと考える」

 ただ今回選出されたもう一人、カルステン・リンケ氏は「50+1%ルールの適用について、透明性をもたせて取り組んでいくこと。それがなかったと思うし、会員が求めていることでもある。何が起こっているのかを知りたいんだ」とコメント。最終的な目標は、その是非を問う会員による投票を行うことにある。

 ただそこでキント会長は、どういったリアクションを見せるのか?もしも50+1%除外をしなくては、金銭面でハノーファーが苦境に立たされることをキント会長は強調。損失h1800万ユーロにまで上り、さらに2部降格で1700万ユーロものマイナスも頭にいれなくてはならない。これほどの不振であれば、選手を売却してもさほどの金額になることはないだろう。
 


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