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2020年06月25日

「コチャク監督下で飛躍した原口元気」、ハノーファーが延長提示へ

Hannover 96
ハノーファー96
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 ロシアW杯を終えた直後の2018年夏、原口元気は当時ブンデス1部だったハノーファー96へと加入。背番号10を背負い、オフェンス面での牽引が期待されていたものの、その移籍後初年度では無得点に終わり、チームもブンデス2部へと降格。ミルコ・スロムカ監督の復帰で再出発をはかった今季も、8月、9月、10月、11月と無得点が続き、そしてスロムカ監督は早々にチームを後にすることとなった。

 だがその後に就任したケナン・コチャク監督の下、原口元気は即座に結果を出す事になる。新指揮官の初陣となった11月25日のダルムシュタット戦にて、ようやく移籍後初得点を決めると、それからおよそ半年の間で6得点5アシストをマーク。マルティン・キント会長は、「原口はコチャク監督の下で、非常に成長を果たした。」と賛辞を送ったと、地元メディアSportBuzzer報じた。「彼の残留には、私は賛成だよ。ぜひ残ってもらいたいね」

 ただキント会長が敢えてそう語る理由は、原口元気とハノーファーとの契約は来シーズンいっぱいまでとなっており、コチャク監督の下で流れを変えたもののハノーファーは来季もブンデス2部のまま。NeuePresseでは、ハノーファーの攻守の要である原口、そしてヴァルデマール・アントンは共に、ブンデスリーガのクラブからのオファーが期待できるとしている。

 それでもNeuePresseでは、『走攻守に富んだプレーで監督のスタイルにフィットする原口』の残留に向けて、現在の市場価値(160万ユーロ)程度ならば、ハノーファーは断りを入れてでも残留させる可能性もあるだろうと指摘。キント会長は、「シーズンが終わり、話し合いをスタートさせ、オファーを提示するよ」とコメント。「元気は、ここハノーファーで居心地の良さを感じてくれている」と、希望を示した。
 


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