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2020年11月13日

ハノーファー期待の若手ムスリジャ、成長か今冬レンタルか

Hannover 96
ハノーファー96
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 前回にブンデス2部ハノーファー96が勝利をおさめたフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦では、見事なボレーシュートでゴールネットを揺らすなど、今後を多いに期待させる活躍をみせkicker採点2.5を手にしていた、フローレント・ムスリジャ。ドイツとコソボにルーツをもつ22才の若き攻撃的MFは、しかしながらその後の2試合ではkicker採点5以上を記録するという不振をみせ、アウエ戦ではハーフタイムでの交代を告げられている。

 ただこの3試合は、まさにムスリジャのハノーファー時代そのものを象徴していると言えるだろう。「これは、決してそう簡単な問題ではないよ」と、ゲルハルト・ツーバーSDが語るように、あまりに浮き沈みの激しいパフォーマンスのみならず、その試合に臨む姿勢や守備面でのハードワークにも難が見受けられており、「オフェンスに強みをもった選手だ」と距離を置くコメントを残したツーバー氏。だがコチャク監督は「彼がここでプレーしていきたいなら、もっと練習で自分自身をアピールしていかなくては」と立場の厳しさを強調した。

 ここでプレーしたいならば?この発言を聞くかぎりそれができなければ、今度の移籍期間にも新天地を模索する可能性も感じられるものだが、ただハノーファーとの契約は2022年まで残されていることからも、まだ将来性をもった若手MFをレンタル移籍という形で武者修行へと出す方が、双方にとってメリットがある判断となるだろう。「まだ時間は多く残されている」と、ツーバー氏。できることならば再び第5節にみせたパフォーマンスを、ここハノーファーの地で安定してみせてもらいたいところ。
 


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