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2021年01月08日

ハノーファー:室屋成の成長を、会長・監督ともに称賛

Hannover 96
ハノーファー96
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 この夏にFC東京から、ブンデス2部ハノーファー96へと加入した、室屋成。他の海外からの新規加入選手と同様に、室屋もまた新天地での対応にしばらくの時間を要していたものの、ここのところは両サイドバックでコンビを形成するニクラス・フルトと共に先発メンバーへと定着。マルティン・キント会長は、そんな室屋について「まだ若く、素晴らしい成長をみせているね」と目を細めたことをの地元メディア『Sportbuzzer』が伝えている。

 先日のザントハウゼン戦では、ビヨルからの見事なパスを、快速を飛ばしてPA右より果敢に侵入、そこでのシュートはGKによって弾かれたものの、詰めてきたドゥクシュが先制弾。さらに同メディアによればこの試合で室屋は、チーム3番目となる時速32.6km/hを記録しており、”クロスにも長けた室屋のようなサイドバックは、ブンデスリーガやプレミアリーグからも声がかかることだろう”と評価。

 これまでハノーファーではその後にセビージャへと移籍した清武弘嗣、マルセイユへと移籍した酒井宏樹をはじめとして、山口蛍や浅野琢磨らも在籍。現在所属する原口元気は、今回の室屋獲得への一助にもなっており、キント会長は室屋について「これからも楽しませてくれることだろう」と期待。少なくとも市場価値の点でtransfermarkt.deによれば、100万ユーロへと上昇。

 またパフォーマンス面においても、室屋の存在はクラブ内へと影響を与えるものとなっており、『Sportbuzzer』ではその前でプレーするシンドラーもその恩恵を受け、横でプレーするCBフランケも右には信頼できる存在がいると認識できるとし、ケナン・コチャク監督は「ハルトと室屋、そしてフランケも、非常に良い成長をみせている。彼らは1歩前進を遂げたよ」と語った。
 


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