どうやらブンデス２部ハノーファー９６に所属する原口元気だが、このままこの夏にもチームを後にすることになりそうだ。今シーズンいっぱいで満了を迎える日本代表ＭＦは、将来的には１部リーグでのプレーを希望しており、コチャク監督は「マネージャーのツーバー氏が、元気とのマネジメントとの交渉に当たっている」とコメント。

　だが「彼のように良い選手を留めておくことの難しさもまた誰もが知るところ。私たちとしては力の限りを尽くしていくが、ただ選手側にも選手側の事情というものもある。成り行きを見守るほかない」と、悲観的な見方を示しており、そんな中で先日にはトップ下を本職とするセバスチャン・エルンストの獲得を発表した。

　２０１８年からハノーファーに在籍して以来、リーグ戦通算８８試合に出場してきた日本代表は、その全１１得点をコチャク監督就任からの１年半のみで記録。攻撃の主軸として牽引しており、ヘルタ時代も併せてブンデス１部通算１１９試合（４得点）、デュッセルドルフ時代も併せて２部６９試合（１２得点）に出場した経験をもつ。
　

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