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2018年05月07日

不満をSNSに投稿したトルナリガにお灸、ハノーファー戦はベンチ外に

Hertha BSC Berlin
ヘルタBSC
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昨季の後半戦にブンデスリーガデビューを果たして5試合に先発出場したジョーダン・トルナリガ。

今季は開幕戦から途中出場ながら先発を果たすも、その後は前半戦では1試合の先発と3試合での後半での出場にとどまったが、後半戦ではレキクの離脱により第21節から4試合つづけて出場。ドローと奮闘したバイエルン戦で好パフォーマンスをみせたが、レキクの復帰に伴い再び下部チームへと降格した。

だが今度はシュタークが鼻骨を骨折したために第31節のフランクフルト戦で出場。そこでも好パフォーマンスを披露しアピールに成功するも、再びシュタークの復帰に伴い下部チームへと送られている。

この状況にベルリン生まれの20歳は、アウグスブルク戦後に自身のインスタグラムにて「必要なとき以外は目もくれない。なぜ悪い気分にさせようとするのか」と不満を投稿。

kickerが得た情報によれば、同選手の代理人を務めるトーマス・ツォルン氏は、このメッセージを懸念していたもののそれを意に介さずトルナリガが投稿したようだ。

さらに同代理人は、大衆紙ビルトに対してトルナリガを支持するコメントをよせた。「彼はもうバックアッパーでは収まりきれない選手になった。今の状況は来季ではかえていかなくてはならない」

しかしkickerに対してアウグスブルク戦後の翌日に、マネージャーを務めるミヒャエル・プレーツ氏は、「メディアを利用して先発になった選手なんてみたことがないんだから。彼はサッカーに集中すべきであって、他のことではない。公に不満をぶつけることは、なんの助けにもならない」とすでに反論。

なおトルナリガとはこの発言に関して、特に今週話し合いが行われたということはない模様。ただヘルタは引き続きトルナリガを構想に入れており、ただお灸をすえるという形で今回のハノーファー戦ではメンバー外という処分を下しており、金曜日に行われた下部チームの試合でもトルナリガの姿は見受けられていない。

試合後、パル・ダルダイ監督は「もしもここヘルタ・ベルリンで、どの20歳の選手もメディアであのような発言を行うのであれば、我々はとんでもないミスをおかすことになるだろう」と述べ、「この試合でどのみちトルナリガが出場することはなかっただろう。我々としてはハノーファーに開始からプレッシャーをかけていきたかったからね、そのために右利きの選手を配置したかったんだ。」とコメント。

最終的にはヘルタ守備陣はいいところなく敗戦を喫したが、「プレーしていなかった選手を起用していれば?というタラレバの議論に私は参加するつもりはない。プレッシャーのなかで、昨年のレヴァークーゼン戦で見せていたようなプレーをトルナリガが露呈した可能性だって否めないんだ。」と言葉を続け、以下の考えを強調した。

「まだトルナリガ本人からチームメイトに対する謝罪の言葉がない。それを今はまっている。それができるまでは、彼はチームで孤立することになる。私も選手たちも誰もミスを犯してなどいない。ミスをおかしているのはたった一人だよ。」


 


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