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2018年10月22日

ブンデス通算300試合目のドロー劇に、ヘルタのダルダイ監督は苦言

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日曜日に本拠地ベルリン五輪スタジアムで行われたSCフライブルク戦では、1−1で痛み分けに終わり、ブンデス史上通算300試合目となるドローを演じたヘルタ・ベルリン。だが試合後、パル・ダルダイ監督は「明らかなミスジャッジがあった」ことについて苦言を呈している。

この試合で最も注目を集めた場面、それはダルダイ監督の息子、パルコ・ダルダイが投入数分後に見せた、後半87分に相手DFマヌエル・グルデと腕が絡むようにしてペナルティエリアで倒れたプレーに対して、ファウルの笛が吹かれたのだ。

そこで主審は一旦PKの判断を下したものの、その後VARが介入した結果、PKは白紙に。フライブルクのクリスチャン・シュトライヒ監督は「PKというものは、明らかなファウルの時に与えられるものであり、今回はそうではなかった。VARで確認してミスジャッジが回避されたのはよかったよ」と語り、グルデは「攻め手のファウルだと思ったよ。僕の方が良いポジショニングをしていたからね。」と説明。

一方のヘルタ・ベルリンのパル・ダルダイ監督は、この判断ではなくむしろ、後半80分にダヴィー・ゼルケが相手DFドミニク・ハインツにPA手前で倒されながらも、プレーが続行された場面について苦言を呈しており、「ゼルケは1vs1の状況であり、決定的な場面だった。」と指摘した。ただそうであればハインツが退場となっていたことになるのだが、しかしグルデが間に合った可能性を踏まえると、むしろフリーキックとなっていた可能性があるだろうが。

いずれにせよダルダイ監督自身は、今回のドローの理由について主審の判断によるものではないとも考えており、「我々には十分にチャンスがあった。しかしラストパスに欠けてしまったよ。あれほど試合を支配していれば、明らかなリードも奪っておきたいところだ」と説明。

一方で後半83分にはヤースタインが好セーブでピンチを救っており、「敗戦していてもおかしくはなかったんだ。だから今回の結果については、受け入れなくてはならない」との考えを強調している。


なお同点となったコッホのゴールはルッカセンに弾かれてゴールに吸い込まれた不運なものだったが、コッホは「前半ではかなり走っていて、中盤では出し引きが激しかったから疲れがあったんだけど、でも完璧にシュートを放てた。ああいう形で同点とでき、勝ち点確保につながってよかったよ」とコメント。

一方でグルデは「ロビンによる、素晴らしいゴールだった。ああいうロングシュートはもっと僕たちは放っていくべきだろう」と述べ、「後半からうまく試合に入れてチャンス
を作れいた。でもそのうち緊張の糸が切れてしまい、走りや守ることに追われて、最終的には運にも味方されたね」と試合を振り返っている。


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