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2019年03月18日

ドルトムント、ヘルタの両監督がPKの判断に苦言

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 95分間にわたる死闘の末に、ヘルタ・ベルリンは本拠地ベルリン五輪スタジアムにて、ボルシア・ドルトムントに2−3と敗戦を喫した。試合終了後、パル・ダルダイ監督からは、同点の場面で迎えた後半59分のドゥダに対するプレーがPKにならなかったことへの苦言が、そしてドルトムントのルシアン・ファヴレ監督からも別の場面についての苦言がそれぞれになされている。

 「今日は素晴らしい試合だった。我々の側は非常にいい前半をみせ、そしてハーフタイムからはまずいプレーをみせてしまったよ。そして不必要な形で2−2とされてしまった。ただそこから気持ちを切り替えてまた改善していったがね。最終的にはドルトムントが勝利にふさわしかったとはいえ、ファンにとっても残念な結果になってしまったよ」

 そう試合について振り返ったダルダイ監督は、さらに「あのプレーはPKだったんだ」と指摘。「相手選手はドゥダに対して、ボールに触れることなく突き飛ばしていた。あれは明らかなチェックであり、正しいプレーではないよ。これはヘルタという「小さな存在」が招いてしまった結果だ。チャンピオンズリーグの舞台では異なるものを目にしている」と批判。

 一方でこれに対してファヴレ監督は、「私の見方では、あの接触はあまりにも弱いものだった」と強調。しかしながら前半35分に、ユリアン・ヴァイグルがPA内で至近距離からのシュートに、思わず顔を保護するため出した手にあたったプレーをハンドとされたことについて苛立ちをみせている。「サッカー経験者からみて、このルールはあまりに馬鹿げたものだ。一体誰が思いついたのだか」

先制点でのミスを反省するビュルキ、主将ロイスは擁護
 

 今季は非常に安定したパフォーマンスをみせ、ドルトムントの飛躍に貢献している守護神ロマン・ビュルキだが、しかしながら土曜日の試合ではミスから、早々に相手にリードを奪う場面が見受けられてしまった。

 ミッテルシュテートのミドルシュートに反応した同選手だったのだが、「キャッチにいったんだけど、ボールが跳ねたのか鼻のところにきてしまったんだ」とコメント。その結果弾く判断を下したのだが、そのボールは無情にもサロモン・カルーの前に転がる結果となってしまったのである。

 「あれは抑えなくてはいけなかった。言い訳なんでできない」とうなだれたビュルキ、しかし主将マルコ・ロイスは「今季、ロマンは何度も僕たちを救ってくれたんだ」と擁護し、「それに彼はこういったところからすぐにリカバリーをできる選手だよ」と評価。

 最終的にはドルトムントはそのロイス弾で勝利をおさめており、ビュルキは「後半戦では素晴らしいメンタルをチームはみせていた」と喜びをみせ、「こういった形で代表戦期間に入れてよかったよ」と胸をなでおろした。
  


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