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2019年08月14日

ヘルタのプレーツ氏、バイエルンとの開幕戦に「大一番への用意はできた」

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 今回で第57回目を迎えるブンデスリーガシーズンの幕開けを飾るのが、王者バイエルン・ミュンヘンとヘルタ・ベルリンによる一戦だ。この試合がヘルタの監督としてデビュー戦となる、アンテ・チョヴィッチ監督は「不安よりもワクワク感の方が大きいね」と述べ、「ドイツ最高のクラブ」との戦いでは「いいパフォーマンスを見せて、存在感を見せたいところだ」と意気込みを見せた。「フレキシブルさが求められる。ポゼッションでうまく対応することも、カウンターを仕掛けていくこともね。ただこの夏では精力的に準備を進めてきたし、ミュンヘンでの試合に向けて用意はできているよ」

 一方でマネージャーを務め、今季の目標を「順位表で一桁台入り」を掲げるプレーツ氏は、「これまでバイエルンとの戦いは常に接戦だった」と強調。過去は過去に過ぎないとの見方を示しつつも「バイエルン相手にうまくやれるところは見せている。」と強調。ただしかつての点取り屋は、オフェンス面でも「大一番」で「細心の注意」を払いつつ、求められる考えもみせた。「強豪を相手に存在感を示すチャンスだ。ただ100%に近いものをみせないと。でもその用意はできているがね」

 ただし左サイドバックでは不安材料があり、足指を負傷したマキシミリアン・ミッテルシュテートは水曜の非公開形式の練習で復帰したものの未だに痛みがある状況で、さらにマルヴィン・プラッテンハルトは負傷のために欠場。ドイツ杯ではCBが本職のジョーダン・トルナリガが起用されたが、精彩を欠いて前半のみで退く結果に。それでもミッテルシュテートが間に合わなければ、そのトルナリガが再び左サイドバックとしてプレーすることになるだろう。

プレーツ氏、新スタジアムの必要性を改めて強調


 また南ドイツ新聞とのインタビューにて、ヘルタ・ベルリンでマネージャーを務めるミヒャエル・プレーツ氏は「我々にはサッカー専用スタジアムが必要なのだ。他のクラブと同様にね」とコメント。「ヘルタの将来に向けた継続的な成長のために重要な意味をもつことだろう」と言葉を続けた。

 ヘルタとしてはベルリンにある五輪公園にて、5万5千人を収容可能とする新スタジアムの建設を目指しているところだが、しかしながら近隣住人からの反対があがっており、ベルリン市のアンドレアス・ガイゼル上院議員からは、現在ベルリン郊外に大型空港を建設していることから、ベルリン・テーゲル空港が閉鎖した際の跡地への建設が提案。プレーツ氏もこれに理解を示しつつも、あくまで現在のスタジアムがベストオプションとの見方を強調している。

 さらにインゴ・シラーCFOは「すべての関係者にとって、ベストの答えを見つけていきたい。ただ2025年までには、青と白のホーム、サッカー専用スタジアムを必要としているんだ。」と言葉を続けて理解を求めており、建設費用に関しては「投資の申し出は数多くいただいている。あまり大きな問題ではない」との考えも明かした。


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