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2019年10月20日

ヘルタ主将イビセヴィッチ「ダイブじゃないなら、PKだ」

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 土曜午後に行われたSVヴェルダー・ブレーメンvsヘルタ・ベルリン戦では、ジョシュ・サージェントのゴールでブレーメンに先制を許したものの、終盤でのドディ・ルケバキオの同点弾により勝ち点1を確保。ここのところ3連勝で続いた無敗は、今回もさらに継続することができた。

 主将のヴェダド・イビセヴィッチは「勝ち点に関してはOKだろう。うまく戦えていたとは思う、ただオフェンス時に全てがうまくできていたというわけではないがね」とコメント。だが本来ならば、サージェントの先制弾の直後に、同選手には同点とする好機が訪れていた。

 それは前半12分に、PA内へと侵入したイビセヴィッチと、相手GKパヴレンカが交錯。確かにパヴレンカは若干ボールに触れてはいたのだが、イビセヴィッチは「あれは明らかにPKだ。ドイツで10年やっているけど、幾度となく驚かされるよね」と、TV局スカイに対してコメント。

 「他の選手であれば、明らかに笛を拭いてもらっていたんじゃないかという感覚さえ覚えてしまう。こういったことは残念なことだよ」と、言葉を続けた。そして「ハーフタイムで主審と話を試みた」というベテランFWは、その際に「ただ伝えたかったのは、もしもあれがPKじゃないなら、自分のダイブということでイエローカードものだろう」とコメント。「でも彼からそれはなかった。つまりはPKだ」との考えを示した。


 なおこの試合で久々に出場を果たしたのが、カリム・レキクだ。ニクラス・シュタークの負傷離脱により、第3節のシャルケ戦での敗戦以来となったオランダ人DFは、開始前に自身が置かれた立場について改めて「僕はプロ。プロなら誰もがどういうことが起こりうるか理解している。集中し続けるし、ハードに取り組んでいくよ」とコメント。

 そしてこの試合でブンデス54試合目の出場を果たした同選手について、チョヴィッチ監督は「非常に良い仕事をしてくれたと思う」と評価。「多くの穴をカバーしてくれていたよ」ただ特に前半のヘルタの守備面で見られたポゼッション面での問題のように、決してミスがなかったという訳でもなく、加えてシュタークの回復次第ではレキクの出場が確約される状況ではない。なお火曜日にはシュタークは、チーム練習復帰の見通しであることが明かされている。
 
 


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