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2020年01月29日

カルーvsクリンスマン監督「リスペクトの問題だ」

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 ブンデスリーガ後半戦に向けて、1番乗りで12月終わりにスタートを切った、ヘルタ・ベルリン。だがそこに、サロモン・カルーの姿は見受けられなかった。34才のベテランMFは既に、マネージャーを務めるプレーツ氏と、その1ヶ月前に監督へと就任したユルゲン・クリンスマン氏に対して、移籍への希望を明確に伝えていたのである。

 だがかつて点取屋としてその名を知らしめた同選手は、自身が抱えるその苦悩を地元紙、ベルリーナー・クーリエ紙や、ベルリーナー・ツァイトゥング紙などへ告白した。「ここでの生活は数日でも数ヶ月でもない。およそ6年にもおよぶものなんだ、そこで常に得点を積み重ねてきたんだ」
 
 確かにその言葉通りカルーは、2014年から加入して以降、リーグ戦151試合に出場し、およそ3試合に1つのペースとなる48得点をマーク。「だからといって、何も特別扱いをしろと言っているのではないさ」と強調したコート・ジボワール代表は、「でもリスペクトという点。これがあまりにも欠けているんだよ」と、言葉を続けている。

「こんな経験した事もない。チェルシーでさえね」

 ここのところはチームから離れ、個別に調整を行う姿が見受けられているカルー。もはやクリンスマン監督からの構想から外れており、今シーズンの出場試合数は、わずか5試合のみ(1得点)にとどまっているところだ。「体調面での問題はないし、プレーする準備ができている。必要とされれば、仕事はできる」とカルー。「こんな経験したこともないね。あのチェルシー時代でさえ」と振り返った。

 だがそれでも「ヘルタ・ベルリンは、これからも僕にとって素晴らしい場所でありつづける。それに、(マネージャーの)プレーツ氏とは良好な関係性でもあるしね」とコメント。口撃の矛先にある主な人物は、ユルゲン・クリンスマン氏だ。さらにヘルタでは負傷明けとなるアルネ・マイアーも移籍希望を公言し話題となっているところだが、ただこちらについてはプレーツ氏は売却の用意がないことを既に明言している。
 


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