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2020年02月17日

エジル、ゲッツェ、ポドルスキ。クリンスマン元監督が求めた選手たち

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 今冬の移籍市場では7700万ユーロもの資金を投じた、ヘルタ・ベルリン。だがその閉幕から間も無くして、電撃退任を発表したユルゲン・クリンスマン前監督は、数々のビッグネームの獲得を希望していたようだ。すでに報道にあったボルシア・ドルトムントのマリオ・ゲッツェ(27)と、パリ・サンジェルマンのユリアン・ドラクスラー(26)に加え、kickerが得た情報によればユベントスからドルトムントに移籍したエムレ・ジャンも狙っていた模様。

 加えてクリンスマン氏はゲッツェやドラクスラーのみならず、2014年のワールドカップ優勝メンバーから、アーセナルのメスト・エジル(31)、そしてヴィッセル神戸退団となったルーカス・ポドルスキ(34)の獲得も起用していたようだが、最終的にこの冬にクリンスマン監督の希望選手で加入したのは、ブンデス2部VfBシュトゥットガルトより、サンチアゴ・アスカシバルのみ。そのほかのリュカ・トゥサール(22才、リヨン)やクシシュトフ・ピョンテク(24、ACミラン)、マテウス・クーニャ(20才、ライプツィヒ)は、既にプレーツ代表がピックアップしていた選手たちだ。

 そして冬季移籍市場終了後には、クリンスマン監督はそのプレーツ氏の手腕に対して、「この数日間でみせていた彼の仕事ぶりについては、大きな賛辞を送りたい」と述べ、電撃退任発表後にプレーツ代表も「特に互いに信頼しあって仕事ができて、今冬には密に話し合って戦力補強も行ってきたんだ。そのなかで、そういった兆候は全く見受けられていなかったよ」と語っていたのだが、実はその裏ではビッグネームと、獲得意義、そして金銭面での議論のほか、さらにトゥサールが来季から加入するということにクリンスマン氏が苛立ちを覚えていた模様。しかしその形でなければ、ヘルタが同選手を迎え入れることはまた困難だったはずだ。
 


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