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2020年05月25日

ラバディア新監督の下、この上ないスタートを切ったヘルタ

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 勝ち点6、得失点は7:0、そして中盤争いに加わる11位にまで躍進、そしてウニオンへのリベンジ。ヘルタ・ベルリンとブルーノ・ラバディア監督は、コロナ危機による中断明けからの2試合で、この上ないスタートを切ることに成功した。「うまく組織化されたチームを相手に、前半からとても良い試合をみせていた。特に後半で見せていたものは素晴らしかったね。最終的には勝利に見合ったものだったし、残留争いの中で重要な勝利を手にすることができたよ」と、ラバディア監督はDAZNに対して語った。「ただハーフタイムでは、少し選手たちを落ち着かせる必要があったがね」

 4月よりヘルタの監督へと就任したばかりの同氏は、それまでの制限された練習期間について「チーム練習を行えない4週間の中で、いかに自分たちのプレーを切り取っていくことができるか。それをいろいろと考えたよ」と明かし、「そうじゃなくては時間の無駄になってしまう。そこで8人でのシミュレーションなどを行ったのだが、選手たちはうまく受け止めてくれていたと思う」と、コメント。そして残留争い脱出に向けて、着実に勝ち点を積み重ねられたことに「逆にこれがもしもできていなければ、我々は大きな問題を抱えることになっていただろうね」と、言葉を続けている。

 ヘルタ浮上のきっかけとなった理由の1つは、主将ヴェダド・イビセヴィッチの復活にあるだろう。数ヶ月にわたりあまり役割を得られない日々が続いていた元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWだったが、今は指揮官からの信頼に満足しており「シュトゥットガルト時代からの縁があるしね。あの時はとてもうまくいった。彼はFWとして僕を理解してくれているし、決して特別扱いをするようなこともない。平等にチャンスが与えられ、それを僕は手にすることができたんだ。それを僕は活かしたということ。このチームには大きなクオリティがある」と胸を張った。


 一方で同じくかつて点取屋として活躍したマネージャーを務めるミヒャエル・プレーツ氏は、、総会にてラバディア監督招聘前の交渉を振り返り、「長期的な目標と、短期的な現実的な考えという点で、双方合意に達していた」と述べ、「ブルーノと彼のスタッフによって、これほどのスタートを切れたことは素晴らしいことだ。彼は非常に貴重面で、かつオープンな性格でもあり、協調性も兼ね備えている」との評価を語っている。
 


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