2020年09月12日
ヘルタが壮絶な乱打戦で初戦敗退「悪夢のよう」
2020/21シーズンにおける、ドイツサッカーの幕開けを告げるドイツ杯初戦。そのオープニングマッチの1つを飾ったのが、野心的なクラブとして近年注目を集めるヘルタ・ベルリンだった。しかしながらその出だしは思わぬ形で注目を集める結果に。合計9ゴールが入り乱れる壮絶な戦いの末に、ドイツ杯でのヘルタの野心は初戦でもろくも崩れ去っている。
特にこの試合での象徴的なシーンは、ブンデス2部ブラウンシュヴァイクのコーナーキックから、ニコラウが頭で繋いだボールがミッテルシュテートの顔面を直撃。そのままゴールネットを揺らし、2−0とリードを広げた場面だろう。「こんな試合は、滅多に目にするものではない」と、試合後にブルーノ・ラバディア監督は総括。「説明は困難だ」と
付け加えた。「あまりに個人のミスが多すぎて、それはとてもカバーし切れるものではなかったよ」
確かにヘルタは試合を支配していた。それは支配率65%、シュート数25という数字にも現れている。だがそれでも初戦で姿を消す格好となってしまったのは、2点差を追いつくも、前半終了間際に奪われたPKでみせたレッキーのプレー、そしてダメ押し点となった5失点目でのシュタークの不甲斐ない対人戦での敗戦など、やはり格下相手に5失点をも許した守備面でのもろさが大きい。ボヤタ、トルナリガの不在を、ヘルタはカバーしきれていない。
逆にオフェンス面では良い場面も見受けられている。マテウス・クーニャが幾度となくドリブル突破から活躍を披露し、またドディ・ルケバキオはその並外れた身体能力をみせつけるなど、ブラウンシュヴァイク守備陣を大いに苦しめていた。アクセルを踏むヘルタ相手に、ブラウンシュヴァイクが自陣からすら出られない時間帯もあったほどに。
「これは我々にとって大きな失望だ、とりわけこの敗退の仕方というものは」と、ラバディア監督は肩を落としており、この日がヘルタのGKとして公式戦デビューとなったアレクサンダー・シュヴォロウも、「悪夢のような試合だ」と述べ、「これはあまりに酷いことであり、大惨事ともよべるものだ。本当に、本当に辛いよ」と言葉を続けている。
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