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2020年10月02日

ゲッツェと交渉?今夏注目のヘルタ、移籍市場の結論は?

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 現在中盤の補強を模索しているヘルタ・ベルリンでは、マルコ・グルイッチを巡りFCリヴァプールから2000万ユーロが、そしてジェフ・レーヌ=アデレードを巡りリヨンから3000万ユーロが、それぞれに求められていると見られているところ。そしてコロナ危機にあってとりわけ力強い存在となる、投資家ラース・ヴィントホルスト氏の協力により、今夏はむしろ攻勢にでると見られていたヘルタだが、ミヒャエル・プレーツ競技部門取締役は「以前より資金があることは確かに良いこと。だがコロナ危機の時にしっかりと責任をもって予算を管理していくことだ」と説明。「観客動員の目処もつかないのだ」と強調した。

 また別の側面としては、「我々はコロナ危機の真っ只中にいる。にもかかわらず、この移籍市場ではそういったことを全く感じられない」という、ブルーノ・ラバディア監督の言葉に集約されたこの移籍状況にもあるだろう。「まだ半年しかプレーしていなかったり、まだ若手とみられる選手であろうとも、1000〜1500万ユーロで取引きされる。これは決して尋常じゃない。市場が長く開いても、それはただ間延びしただけの事」と語った指揮官は、「もはや市場は健全とはいえず、非常におかしなものになってしまっている。我々より財力をもったクラブでさえ、これは払えないという言葉がでてくるほどなのだ」と言葉を続けている。「事実として、我々は今回の移籍期間では、別のことを期待していた」

 その一方でドイツのスポーツ紙シュポルト・ビルトでは、現在フリーの状況が続いている元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェと、ヘルタ・ベルリンが移籍交渉を行っていると報道。すでにブルーノ・ラバディア監督との最初の話し合いも行われているようだと伝えており、さらにゲッツェ自身、これまでの高額なサラリーからの減少への覚悟も決めているという。確かに数日前にはスポーツディレクターを務めるアルネ・フリードリヒ氏が、DAZNに対し「マリオ・ゲッツェの名前も間違いなく、我々が検討した選手の一人だ」と明かしていた。「ただ他にも候補者はいる。これ以上の言葉は避けさせていただきたい。お披露目の時を待ってもらえればと思う」果たして、どのような結果が月曜日には提示されることになるのか。
 


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