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2020年10月12日

ヘルタ会長、投資家ヴィントホルスト氏と「同じ船にいる」

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 本日月曜発売のkicker誌では、投資家ラース・ヴィンドホルスト氏という大きな後ろ盾を得たことで大いに注目が集まる、ヘルタ・ベルリンのヴェルナー・ゲーゲンバウアー会長がインタビューへと応じた。「彼がここにいなければ良かった、などいうような事は1度たりとも思った事はない」

 2019年夏に同氏のもつテナー・ホールディングスがヘルタ・ベルリンへと参加して、ちょうど1年が経過する。コロナ危機に見舞われた今年の10月末には、1億ユーロもの投資も行われるところであり、彼の存在がなければ他クラブと同様、ヘルタも死活問題に晒されていたことは同会長も認めるところだ。「当然、深刻な問題は避けられなかっただろうね」

 改めてこの1年は、まさに激動の1年でもあった。度重なる監督交代、ユルゲン・クリンスマン氏の退任騒動、そしてコロナ危機。だが両者によるパートナーシップにおいて、決して不協和音などは生じていないとゲーゲンバウアー会長は語る。「ラース・ヴィントホルスト氏と我々は、常に同じ船に乗ってきたよ。これまで生じてきた疑問というのは、彼の取り巻きの人々がどのように情報へ対処するかという問題でしかない。ただそれは契約書を目にしてもらえば必ず解決できるようなものだから」

 そしてもしも意見が対立したとしても、それが「争い」になるわけではないとしており、「問題はいかにコンセンサスを見出せるかだ。ここで1つはっきりとしているのは、クラブを運営しているのはあくまでクラブ経営陣であるということ。そして私の立場は投資家ではなくクラブの会長であるということ。確かにヴィントホルスト氏との意見交換は行う。だが最終決定を下すのは、あくまでクラブなんだ」と言葉を続けている。

 その一方でゲーゲンバウアー会長は、クラブの取締役会や投資家との間で集中的に討議されてきた株式公開については、短期的な競技面での見通しが立たないことから、大きな計画ではなくスケールバランスをとるべきだと説明。だが新スタジアム構想については、「あくまで新設」にこだわるとしており、「コロナ危機により当初の予定通りにできないといって諦めるわけではない。政治家からの希望の声もある。」と語った。

バークがスイスに移籍


 ヘルタ・ベルリンのフロリアン・バークが契約を前倒しで解消し、これからスイス2部FCヴィンターテューアへと移籍することとなった。一貫してヘルタのユースで育成されてきた21才は、ブンデス3試合で出場。主にセカンドチームを主戦場とし、4部相当53試合でプレーした経験をもつ。
 


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