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2020年11月17日

ハーランドらは出国制限を無視?決定権はどこに?

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 日曜日には再びドイツへと戻ってきた、エルリング・ハーランドとアレクサンダー・セルロート、そしてルネ・ヤースタイン。当然のことながらノルウェー当局の許可を得ての出国であるにもかかわらず、いまだ不透明な状況のまま事は推移している。オスロの医療責任者はDagbladet紙に対して、コロナ感染が確認されたノルウェー代表チームの影響を受けた選手たちは、その後に隔離に入らなくてはならず、出国は「隔離命令無視、出国違反などとみなされる」と語ったのだ。

 もしもそれが適用されることになれば、隔離命令無視に関してはノルウェーでは罰金、もしくは最大2年の懲役となる可能性があり、さらにノルウェーサッカー協会のクラベネス理事もラジオ局NRKに同様のコメント、「各クラブに対しても、そのように通達がなされている」とも明らかにしたのである。だがkickerが得た情報によればハーランド所属のドルトムントでは、ノルウェーの法律ではなくドイツの法律が適応対象になるとみており、落ち着き払っているようだ。

 つまりはドイツの地元当局の基準を満たすことで再びプレーが可能になるということであり、ハーランドについては3度の陰性確認を(すでに2度陰性が確認済み)、セルロートとヤースタインについては2度の陰性確認がなされた後に練習復帰という運びとなる。これは後者が所属するヘルタの広報が認めたものであり、ただ状況が特殊なことから「ノルウェーとの連絡を取り合っている」とのこと。また一様にノルウェー側から書類はもとより、口頭でも隔離の必要性について、クラブ側へと伝えられることはなかったようだが、いずれにしてもできるだけ早くこの問題をクリアにしたいところである。


 その一方でそのヘルタ・ベルリンでは、コロナ陽性反応が確認されたジョーダン・トルナリガについて、すでに隔離期間は終了したことを発表。ただ同選手は第2節のフランクフルト戦にて靭帯結合部を損傷しており、それ以来チームから離れて別メニューでの調整をしていた。また今回の代表戦期間では、ベルギー代表に参加していたデドリック・ボヤタが、日曜のイングランド戦にて「軽度の筋肉系の問題」により欠場。9日前にアウグスブルク戦後に頸椎の問題も訴えており、そのため同国協会との連携をはかりながら、水曜のスイス戦でも欠場となっている。
 


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