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2021年02月02日

苦しい半年を経て「10年半ぶりのドイツ」に胸躍るケディラ

Hertha BSC Berlin
ヘルタBSC
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 およそ10年半ぶりにブンデスリーガの舞台へと戻ってきた、元ドイツ代表サミ・ケディラ。これからヘルタ・ベルリンで迎える戦いを前に、33才のベテランMFはその胸の高まりを抑えきれずにいる。「だって10年半ぶりのドイツなんだよ、おれに僕がユベントスで置かれていた状況は、誰もが知るところだと思う」ユベントスで最後にプレーしたのは、半年以上前に6月12日のことだ。

 「決して容易な時間ではなかった。ただ体調は万全だしフルメニューをこなせてはいるよ。それにクリスチアーノ・ロナウドや、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニのような選手たちと日々練習場に立ち、試合形式で一緒に戦っていると、さほどの落ち込みにはつながらないものさ。もちろん実戦感覚は別物だけどね。それはわかっているよ。でも体調面に関していえば、出来る限りのことはしてきたとはいえるさ。ただ今後のことは僕が決めることではないし、まず練習を重ねていきながらチームのことを知っていくことだよ」

 そして今回は、ヘルタとは今シーズンいっぱいまでの契約を締結。だが「それ以上にここでプレーする可能性を否定するものではないさ」とも強調。今回の移籍交渉では「大きな期待と評価」、同時にクラブがもつ「大きな目標」も感じたというケディラは、シーズンを終えた後に改めて話し合いの席へ戻ることになる。それよりもケディラにとって、今は何より「プレーがしたいんだ。責任を負って、そして目標をつかみとりたい」のが心情だ。

 またチームとしても残留争いの最中という、これまでのプレーしたクラブと異なる状況となるが「タイトル争いでも、勝利をかけて戦うことに代わりはない。とにかく今は勝利あるのみだ」とケディラ。「非常に才能をもった」「非常に意欲溢れる」チームを牽引する活躍が期待されるところ。ただ「でもボスじゃない。僕はあくまで1人の選手。経験をもたらしていきたいとけど、決して救世主なんかじゃないさ」と強調した。
 


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