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2021年02月27日

3年半越しの共闘実現、コルドバ復帰に期待するダルダイ監督

Hertha BSC Berlin
ヘルタBSC
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 2017年に当時TSGホッフェンハイムの選手だったジョン・コルドバと、「ここ、ベルリン五輪スタジアムで、一緒に座っていたんだよ」と、当時についてパル・ダルダイ監督はそう振り返った。「ジョンは、私が希望した選手だったんだ」との言葉通りに、コロンビア人FWの争奪戦へと参入するも、その時には1.FCケルンとの争いに敗れ1700万ユーロで移籍。「あのとき、我々にはそれだけのお金がなかったのさ」だがそれから3年が経過し、新たな投資家の下で再スタートを切るヘルタは、そのコルドバを1500万ユーロを投じて獲得することになる。

 しかしながらその獲得には、パル・ダルダイ監督は何も影響を及ぼさなかった。2019年夏に契約満了に伴い退団していた同氏は、翌年よりユース監督として復帰。U16で「平穏な日々」を過ごしていたところだった。だがヘルタはダルダイ監督退任以降、4度もの監督交代劇を演じた末に、今年に入って首脳陣が一新。ダルダイ監督はトップチームへと呼び戻された。だがそこに今度は、コルドバの姿はなかった。筋損傷により同選手はここまで離脱を余儀なくされているのだ。しかしそれも変化の時が訪れており、おそらく週末のヴォルフスブルク戦にて再登場、ダルダイ監督の武器として控えることになるだろう。

 「フィジカルコンディションについて見極めていかないといけないけどね。コルドバについては2つの見方をしなくてはいけない。つまり完調後のコルドバと復帰途中のコルドバ。まずはうまくチームにいれていかないと」とダルダイ監督。「そして完調を果たした時、彼はきっと違いをもたらしてくれることだろう。キープ力があり、得点力があり、ムードメイカーでもある。勝利への意欲をもってチームのために90分間戦うことができる。攻守にわたってね」と、言葉を続けた。とりわけヘルタでは、マテウス・クーニャをはじめとして決定力不足に悩んでいるだけに、コルドバに対する期待値の高さも窺い知れるというものだ。
 


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