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2021年03月03日

ボビッチ氏、フランクフルト退任へ。ダルダイ監督と再共闘か

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 アイントラハト・フランクフルトはこれから、競技部門の首脳陣を刷新していかなくてはならない。ブルーノ・ヒュブナーSDに続いて、フレディ・ボビッチ競技部門取締役も退任の意思を固めていることが明らかとなった。これは国営放送ARDにて同氏が明かしたものであり、本来ならば昨夏にもその意思をもっていたものの「コロナ禍中のシーズンでは続けてもらえないかとの要請を受けたので、モラル的観点から引き受けることにした。私があと1年するということは、誰もが知っていたことだよ」と説明している。

 その一方で相談役会では慰留に向けてあらゆる手を尽くしており、「それでも個人的な事情から、皆さんに受け入れてもらった」とのこと。なお次の移籍先として、ヘルタ・ベルリンが有力視されているところだが、このことについては「このことについては、もうこれ以上の話はしたくない」と述べるにとどまった。

 なおフランクフルトからはまだ正式な発表はなされておらず、フィリップ・ホルツァー相談役会会長は「フレディ・ボビッチ氏は3週間前に私のところにきて、今季終了後に2023年まで残されている契約を解消する考えを伝えてきた。そこで残留か早期解消かという話し合いをすることにし、ただ競技面のことを考えて公にはしないようにしていたんだ。まだ話し合いの結論はでておらず、3月中旬に続くことになる」と説明。

 2016年からアイントラハト・フランクフルトの競技部門取締役へと就任したボビッチ氏は、2018年8月に契約を2023年まで延長。2010年から2014年まではVfBシュトゥットガルトにて取締役としてのキャリアをスタートさせており、5年前の就任時には周囲から懐疑的な声があがっていたものの、競技面における大きな飛躍と、選手獲得やそこで得てきた収入など、高い評価を受けている。

ダルダイ監督「私は非常に高く評価している」


 なおヘルタ・ベルリンにて最近監督へと昇格したパル・ダルダイ氏は、ボビッチ氏がヘルタに選手として在籍した2003〜2005年にチームメイトとして共闘。「彼と一緒にプレーして以来、私は彼のファンの1人なんだ」とバーチャルミーティングにて明かしており、「フレディは良い人で、実直なんだ。」 とコメント。ただし就任の可能性については「私が話すことではない。それは首脳陣がすることで、私の仕事は残留へと導くことだよ」と強調。それでもこれまでの功績を称えながら「私は非常に評価している」と語った。
  


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