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2021年03月11日

ヘルタのシュミットCEO「フランクフルト等を模範に発展したい」

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 ヘルタ・ベルリンのカーステン・シュミットCEOは、マーケティング業向けの雑誌「Horizont」でのインタビューの中で、「ドイツ、いやこの世界のサッカー界において、前人未到の成り上がりをやってのけたい」と語った。

 現在はリーグ戦24試合を経過して勝ち点21、残留争いの真っ只中に喘ぐヘルタでは、今冬にプレーツ競技部門取締役とラバディア監督を解任。パル・ダルダイ監督が復帰し、そしてフランクフルトで活躍をみせるフレディ・ボビッチ氏の招聘を模索するなど、これまでとはまったく違う意識をもって取り組んでいることは確かだ。

 そしてかつてTV局スカイの代表を務めた経験をもつシュミットCEOもまた、昨年12月より就任したばかりであり、それから100日が経過した今もなお、「我々はベルリンとしての道を歩んでいき、人々を熱狂させ、ヘルタ・ベルリンに成功の一時代を築きたいと思う」と意欲的な姿勢をみせる。

 ここでいう”成功”とは欧州リーグ出場権争いを展開する「リーグ上位3分の1に入る」ことであり、その模範例として掲げるのはそのボビッチ氏のフランフルトをはじめ、グラードバッハ、ヴォルフスブルクなど、「残留争いという困難な時期を経て」「非常に良い仕事をして上位に定着している」クラブたちのことだ。そして「我々が目指すもの、それは国内のみならず、国際的にもその名を轟かせることにある」と宣言。

 その成功のための基盤もまた、大都市ベルリンをベースにした「ビッグシティ・プロジェクト」にはある。投資家ラース・ヴィンドホルスト氏はこの夏までに、のべ3億7400万ユーロをクラブに投資する予定であり、そのうち8550万ユーロはまだ支払われいない状況なのだ。シュミットCEOは「良好なパートナーシップに基づいた、建設的な対話を行えている」と強調。「信頼関係は深まっており、共通の目標を立てることができたよ」と、これからの攻勢へ意気込みをみせた。
 


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