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2021年04月06日

ヘルタのペトリーGKコーチ、差別発言で即時解雇

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 ヘルタ・ベルリンは火曜、ゴールキーパーコーチを務めるショルト・ペトリー氏を、「密に取組み、協議を重ねていった」結果、即時解雇する判断を下した。

 イースターマンデーに発行されたハンガリーの”Magyar Nemzet“紙に対して、同氏は同性愛や移民について言及。その内容が波紋を呼んでおり、なかでも同国の代表GKペーター・グラーチが「同性愛者やトランスジェンダーのような人々の問題へコミットしていくという、その理由がわからない」とコメント。さらに移民についても「非常に多くの犯罪者が、ヨーロッパへと押し寄せている」と語っていた。

 これを受けてヘルタではその発売当日のうちに話し合う考えを示しており、その翌日には即時解雇とすることを発表。カーステン・シュミットCEOは「微妙な翻訳や、インタビューでのショルト氏の発言の一部が、無断で省略されていたということを考慮したとしても、最終的にはその発言内容がヘルタの価値観にそぐわないという結論に至った」とコメント。

 ただこれまで2015年からヘルタに在籍し、そこでU17の監督を務めていたパル・ダルダイ監督のスタッフの一員として活動してきた間では、「同性愛者や外国人に対する嫌悪を示したことは一度もない」とシュミットCEO。

 「ペトリー氏は、移民政策に関する発言を非常に悔やんでおり、我々のところへ避難しようと思う人々、そして今回の彼の発言によって不快感を覚えた全ての人々に対して謝罪したい。ヘルタで仕事ができてとても幸せでしたし、この決断を尊重します」と語っていた。」とも明かした。
 


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