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2021年06月15日

セルダーがシャルケからヘルタへ移籍。両クラブから喜びのコメント

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 既報通りスアト・セルダーが今季2部に降格したFCシャルケ04から、ヘルタ・ベルリンへと移籍することが正式に発表された。ドイツ代表として4試合の出場経験をもつMFとは、2026年までの契約を締結。kickerが得た情報によれば、今回の基本となる移籍金額は700万ユーロとなったようだ。

 ヘルタのボビッチ競技部門取締役は、「テクニック面で優れた選手」の獲得に喜びをみせ、「中央からプレーを推進しサプライズを生み出せる」と評価。一方でシャルケのシュレーダーSDも「財政的観点から非常に重要な」売却の成立に喜びをみせ、「スアトは2部より高い目標を見据えてヘルタでのステップアップをはかり、ドイツ代表へ再びアピールしていきたいと考えている」と説明した。

 ヘルタでは背番号8を身につけることになるセルダーは、今回の移籍について長く躊躇する必要はなかったようで、「早いうちから、ヘルタに移籍したいという気持ちになったよ」とコメント。「クラブとの話し合いで明確なビジョンを示してもらったし、説得力があり刺激的なものだった」と述べている。

 ボビッチ氏は引退したサミ・ケディラ、そしてレンタル終了のマテオ・ゲンドゥージが抜けた中盤において「さらなるダイナミズムとフレキシブルさを与えてくれる」ことを期待。負傷などの影響で「今季は彼にとって困難な時期となったが、ただ大きなポテンシャルと強みが備わっており、既にドイツA代表のグループにも入っているよ」とも強調した。

シュタークとボヤタの残留も目指す

 またボビッチ取締役は、セルダーと同様にドイツ代表経験をもつニクラス・シュタークと、近く延長に向けて具体的な交渉の場へとつく考えを明らかにした。さらにこの夏のユーロでオランダ代表としてアピールしたいデドリック・ボヤタについても、ヘルタ側はこれからシュターク同様に契約最終年度に入るが、引き続きCBの一角を担うことが期待されているところだ。
  


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