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2021年08月04日

ヴェダド・イビセヴィッチが現役引退、ヘルタにコーチとして復帰

Hertha BSC Berlin
ヘルタBSC
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 ヴェダド・イビセヴィッチが、ブンデスリーガへと帰還した。かつてブンデス通算344試合に出場して127得点をマークしてきた元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWは、これから古巣ヘルタ・ベルリンにて従事。ただし水曜日に発表されたところによれば、元主将は選手としてではなく、トップチームとユー洲チームの、オフェンスについて指導へとあたることになるという。

 2020年12月にFCシャルケとの契約を解消して以降、ここまでフリーの状況が続いていた36歳は、今回プロとしてのキャリアを正式に終えたことになり、「このクラブ、ここベルリンにいた時から、自分の心に近い存在だった」と述べ、「ヘルターナーになった気分だよ。今回のタスクを担うことができることを、嬉しく思うと同時に感謝している」と言葉を続けている。

 フランスのディジョンから、2006年にドイツのアーヘンを経由し、2008年に当時ブンデス昇格を果たしたばかりのホッフェンハイムに加入したイビセヴィッチは、前半戦だけで18得点を挙げる大活躍を披露するも十字靭帯を断裂。その後シュトゥットガルトを経て、2015年にヘルタ入り。2020年の契約満了に伴い退団するまで、公式戦159試合に出場して56得点をマークしていた。

 かつて自身もFWとして活躍、シュトゥットガルト時代も知るボビッチ競技部門取締役は、「その経験と資質をもつ彼が、我々の選手たちの更なる向上につなげてくれるものと確信している」と期待。そしてヘルタで監督として指導していたダルダイ監督も、「選手時代から私にとってその延長線にある腕のような存在であってくれた。この重要な分野における彼のコーチとしての意見を楽しみにしている。これで全体のトレーニングをより個別化できるよ」と語っている。
 


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