ロシアからドイツに向かうビザの取得に時間がかかったチデラ・エジュケだが、伝えられるところによればすでに首都ベルリンに火曜日には到着したようだ。

　左ウィングを主戦場とする２４歳のナイジェリア人選手は、現在サマーキャンプを行っている英国バーミンガム近郊に水曜にも移動し、新シーズンに向けた準備をすすめていくことになる。

　ＣＳＫＡモスクワに所属する同選手ではあるのだが、ただＦＩＦＡの特例措置によってロシアリーグの外国人選手は２０２３年６月末日まではその契約を停止して移籍が可能となっており、そのためヘルタは買い取りオプションがつかないレンタルにて獲得する模様。

　これまでノルウェー（ヴォレレンガ・フォトバル）、オランダ（ヘーレンフェーン）、そしてロシアに渡っていた同選手は、これまでＣＳＫＡにてロシア１部５５試合に出場し１０得点。とりわけシュヴァルツ新監督の前任ディナモ・モスクワ戦では印象的な活躍をみせていた。
　

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