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2018年11月22日

背番号10でイタリア代表デビュー果たした、ヴィンセンツォ・グリフォ

TSG 1899 Hoffenheim
TSGホッフェンハイム
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 まさに火曜日にヘントにて行われたイタリア代表vs米国代表戦は、ヴィンセンツォ・グリフォにとって決して忘れられない試合となった。ドイツ・プフォルツァイム生まれながら、家族はイタリアのシチリア島にルーツをもつ25才は、この試合の後半より途中出場。背番号10を胸に、イタリアA代表デビューを飾ったのだ。

  2012年にカールスルーエSCからホッフェンハイムのユースチームへと加入した同選手は、当時19才ながら後半戦では主にジョーカーとしてトップチームでプレー。当時在籍していた宇佐美貴史ともチームメイトだった経験をもつ。「僕にとって、これは本当に特別なことなんだ。こんな日が本当に実現するなんて。」と喜びをみせたグリフォは、さらに「言葉でうまく表現できないよ。この瞬間をどれほど待ち詫びていたことか。イタリアを代表してプレーできるなんて誇りだよ」とコメント。

 「たぶん、これが最後のイタリア代表での試合にはならないと思うよ」とも言葉を続けており、イタリアユース代表としてもプレーしていたことからも、「長い間、イタリア代表にはリストアップしてもらっていたみたいなんだ」とも明かしている。一方でアレクサンダー・ローゼンSDは「彼にとって大きな夢の1つが実現した。我々にとってはうちの選手が海外でも注目を浴びるという1つの事例にもなったよ」と喜びをみせた。

 その後はディナモ・ドレスデン、FSVフランクフルト、そして2部に降格したフライブルクとブンデス2部のクラブを渡り歩いたが、そのフライブルクと共に1部へと昇格したことが転機となり、そこでブンデス1部30試合に出場、6得点12アシストをマークする活躍を披露。今シーズンはグラードバッハの移籍を経て、久々に古巣TSGホッフェンハイムへと復帰。ここまでリーグ戦6試合、ドイツ杯2試合に出場し、1得点3アシストをマークしている。
 


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