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2019年03月02日

ナーゲルスマン監督、「レビッチの安定化」と「長谷部の再生」導いたフランクフルト首脳陣を賞賛

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 昨季はドイツ杯優勝を果たしながらも、開幕から5試合目の時点では15位に甘んじるなど、アディ・ヒュッター新監督の下で苦戦を強いられていたアイントラハト・フランクフルト。だがその後のハノーファー、そして今回対戦するホッフェンハイム戦で勝利をおさめて浮上を果たすと、現在はそのホッフェンハイムをかわして6位につけているところだ。

 ホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督は「何も驚くようなことではないさ」とコメント。「アディ・ヒュッター監督は良い監督だ。そしてニコ・コヴァチ監督が残してくれた確固たる構成に、自ら新たな要素をつけくわえている」と評価。例えばそれは、安定したディフェンスに加えられた、非常に危険なオフェンス力があげられることだろう。

 だが指揮官の賛辞は相手指揮官ばかりにとどまらない。「彼らは他クラブがあまり目をつけていなかったような選手を獲得し、そして見事な成長を遂げさせている。例えばレビッチのように非常に不安定だった選手がそうだ」とコメント。

 さらに「そして酸いも甘いも知る長谷部誠、そしてセバスチャン・ローデのような、これまでに非常に多くの経験を積んで来た選手」の再生へと導き、戦術的にもモチベーション面でも理想的なコンビネーションをもったチーム作りに「監督と共にマネージャーのボビッチ氏が良い仕事をしているんだよ」と言葉を続けた。

 「アイントラハト・フランクフルトは、非常にアグレッシブに自陣でディフェンスを取り組み、そして精力的に走るチームだ。深い位置にもセカンドボールにも積極的に絡んでくるし、明確なストラクチャーをもっている。彼らを守るのは非常に苦労を強いられるものだよ」だがそのためにナーゲルスマン監督は、主将フォクトやヒュブナー、ビチャクチッチといったCBに加え、SBのカデラベク、MFのガイガー、ビッテンコート、そしておそらくグリリッチュも欠いて臨むことになるだろう。


 そのため相手CBには、ヒュッター監督がベルン時代に指導したカシム・ヌフの起用が確実視されるが、このことについてヒュッター監督は「それがそこまで相手の分析に影響を及ぼすことはない」と強調。「ドイツでトップクラスのクラブ」を相手に、「明日の試合は再び試練の時となる」と意気込みを語った。

 なおここのところはジェルソン・フェルナンデスが負傷離脱したことにより、2試合続けて長谷部誠がリベロからボランチの位置にスライドしているところだが、フェルナンデスの状態について指揮官は「復調はしているし、良い感じではある。今週の練習にはある程度参加も果たした。ただ明日オプションとなるかは、これからの練習で判断する」と説明。長谷部の起用法については、「それは、まず最初に長谷部に伝えることだ」 と述べるにとどまっている。
 


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