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2019年07月25日

シュロイダー新監督、復帰のグリフォとツーバーに好印象

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 新監督就任に伴い、新たなチャンスが巡ってくるか?TSGホッフェンハイムのウィングでは、レンタルから復帰した2選手が定位置争いへと名乗りをあげているところであり、特にグリフォのセットプレーについてアルフレッド・シュロイダー監督は「脅威」との見方を示している。

 「彼のセットプレーは脅威だ。ブンデスリーガの中でもベストの中に数えることができるだろう」と指揮官はコメント。昨季の前半戦では不本意な結果に終わったグリフォは、後半戦では古巣フライブルクに戻って復調。セットプレーから9得点に絡むという数字は、ライプツィヒのハルステンベルクに次ぐ数字なのだ。

 「グリフォは非常に良い意味で気に入っている。彼が出場機会を得ると断言することまではできないが、しかしこういった選手をもてるというのは重要なことだね」そう語るシュロイダー監督が採用する3−4−3システムにおいて、グリフォは左ウィングとしてマッチすることだろう。特にシュロイダー監督はフレキシブルさも求めており、「彼は中でもプレーすることができるよ」と評価。

 そして左ウィングでもう一人オプションとなりそうなのが、シュトゥットガルトからのレンタルより復帰したシュテフェン・ツーバーだ。「ホッフェンハイムで集中して臨んでいけば、再びプレータイムを得るチャンスは十分にあるだろう」と指揮官。ホッフェンハイムでのAC時代を通じて「ツーバーのクオリティは知っているし、彼が好パフォーマンスをみせたシーズンで我々は勝ち点62を稼いでいるよ」と振り返った。


 その一方でデミルバイが去ったとはいえ、ガイガー、グリリッチュ、バウムガルトナー、ビッテンコート、アミリ、そしてルーカス・ルップら、豊富な選手が揃っているのが中盤での争いだ。特にルップは昨年5月の試合中に前十字靭帯を断裂。シーズンを棒にふる結果となっており、「体が資本」と強調する同選手は「もっと注意していくよう心がけている」と明かし、「いつ万全になるかは口にしにくい状況だ。実践が何度か必要だろう。」との見方を示した。

 またこれから迎える定位置争いについては、「確かにユリアン・ナーゲルスマン監督は優秀な監督ではあったけど、でも3年がたって新しい刺激がもたらされることは、どの選手にとっても良いことだと思うよ」とコメント、「方向性は同じだ。ポゼッションサッカー。ただ前に向かうスピードは高い。シュロイダー監督は少し、アヤックスのスタイルを織り交ぜようとしている」との考えを述べている。


さらに昨季最終節で先発デビューし、そこで退場となりチームも欧州の舞台を逃したばかりか、今夏のU21欧州選手権デンマーク戦でPKを外すという不運つづきの若手、クリストフ・バウムガルトナーもまた、シュロイダー監督からも好印象をもたれている中盤の若手選手だ。「遅かれ早かれ、こういった経験はするもの。それで成熟していく」と語った19才は、レンタルについては考えになく「もっと出場機会を得ることが目標で、それは難しいとわかっているけどこのままやり続けていきたい」と宣言した。
 


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