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2019年12月05日

元ACシュロイダー監督が語る、ドイツ期待の青年指揮官ナーゲルスマン監督

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 今週土曜日午後に行われるブンデスリーガ第13節の注目の対戦カードの1つが、元指揮官ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるRBライプツィヒと、TSGホッフェンハイムによる互いをよく知るもの同氏の対決だ。20代の若さでブンデスリーガ・ホッフェンハイムの監督へと就任したナーゲルスマン氏は、残留争いを繰り広げていたクラブを、わずか数年のうちにチャンピオンズリーグの舞台へと導くことに成功。バイエルンなど強豪クラブの名前も挙がる中、最終的には野心的な新興勢力RBライプツィヒへの移籍を決断している。

 その後を受けてアヤックスより招聘したのが、ナーゲルスマン監督下で2年にわたりアシスタントを務めていた、47才のアルフレッド・シュロイダー氏だ。敢えてホッフェンハイムはナーゲルスマン監督をよく知る人物を招聘した格好ではあるのだが、シュロイダー監督は「特に練習に対するアプローチという点で、彼から多く引き継いでいる所があると思うね」とコメント。「他の多くの監督たちとは異なり、ナーゲルスマン監督は週の初めに知識面で多く取り組む傾向があり、様々な重要点について指導を行っていくんだ。それは私にとっては非常に興味深いものだったよ」と明かした。

 だがそれでも「私なりのやり方というものもある。少しミックスした感じだね」とベテラン指揮官。「例えば、ナーゲルスマン監督は試合中、しばしば入れ替えを行っていくところがあるが、私はそこまで多く行うわけではない」と説明。また人間性という点においても、「ナーゲルスマン監督は非常に大きな自信と落ち着きを醸し出している。まさに勝者のメンタリティをもった、素晴らしい人物だ」と称賛。加えて気持ちの切替えの素早さについても指摘しており、むしろシュロイダー監督は「頑固」なところがあるとも。「まぁ、歳を重ねていくと、そうなっていくのかもしれないがね」

 その一方でロベルト・レヴァンドフスキ擁するバイエルンを抑え、ここまでブンデスリーガ最多得点を誇るRBライプツィヒとの対戦に向けて、ホッフェンハイムでは二人の守備の要、主将のケヴィン・フォクトと、脇を固めるベンヤミン・ヒュブナーの出場が危ぶまれているところ。「フォクトはまだ軽く問題を抱えているんだ。ヒュブナーはまだ病気であり、大きな疑問符がつくところだね」と説明。代役としては経験豊富なエルミン・ビチャクチッチ、アスレティシズムに長けたケヴィン・アクポグマ、守備のオールラウンダーのハヴァルト・ノルトヴァイト、そして若手シュテファン・ポッシュが控えている。
 


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