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2019年12月21日

ベルフォディルが、ホッフェンハイムのメディカルを痛烈批判「キャリアを脅かされた」

TSG 1899 Hoffenheim
TSGホッフェンハイム
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 イシャク・ベルフォディルが所属するTSGホッフェンハイムに対して、自らのキャリア自体を脅かしたとして批判を展開。「もう信頼できない」と、ドイツの大衆紙にて語った同選手は、「一緒にうまくやっていける、その基盤が僕の中には無いんだよ」とコメント。

 その批判の対象となっているのが、現在離脱を余儀なくされている負傷に関することであり、昨シーズンの最終節1.FSVマインツ05戦にて靭帯を損傷。手術は回避し、保存療法によって回復をはかったが、第5節のVfLヴォルフスブルク戦にて再び痛みを抱え、その後にオーストリアにて手術を受けていた。

 だがベルフォディルによれば自ら手術を希望していたものの、チームドクターが誤った判断を下してそれを強く促され、さらに復帰する際には「急転換で違和感があり、左足で蹴れなかった」状態だったとのこと。そこで「再断裂を避けられたのは、むしろ幸運だとも言えるだろう。でも安易に僕のキャリアが脅かされたんだ」と言葉を続けている。

 そしてベルフォディルは今度は一方的に手術を受けることを決断するのだが、「手術を受ける前日まで、手術を受けないようにとプレッシャーをかけられ続けた」としており、2018年にブレーメンから加入し2022年まで契約を残す中でも、もはやチームに将来性を見出すことはできないとの考えを示した。

「理解に苦しむ」ローゼンSD、しかし「扉は開いている」


 その一方でアレクサンダー・ローゼンSDは、この批判について真っ向から否定。「どの選手の、どの負傷に関する治療にも言えることだが、ハイレベルな医療基準に基づき、選手一人一人との密接に理解を深め、そして合意の下で行われている。それはベルフォディルに関しても例外ではない。」と強調し、「我々は何よりも、完全回復をすることを重視している」と語っている。

 さらに金曜日の試合開始前には、「これは決して喜ばしいことではないし、私自身理解に苦しんでいる。」と述べ、確かに負傷により「苛立ちを募らせ落ち込むものではあるだろう」との理解は示しつつも、「ドイツでは患者の意向を無視した治療など、行われることは決して無い」と語ったが、ただその一方で今後については「もちろん、扉は開いているよ。ただ話し合いは必要だがね」との考えをみせた。
 


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