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2020年09月28日

王者から大金星も、ホッフェンハイム指揮官は釘を刺す

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 日曜午後に本拠地プリ・ゼロ・アレナで迎えた王者バイエルン・ミュンヘン戦。夕方に試合終了の笛の音が鳴り響いた時、そのスコアが4−1での勝利に終わるとは、TSGホッフェンハイム関係者の誰もが予想だにしなかったことだろう。

 昨季までバイエルンのセカンドチームの監督を務め、今季よりそのホッフェンハイムで指揮をとる、バイエルンのヘーネス元会長の甥セバスチャン・ヘーネス監督は、「まさに思惑通りの展開となった」と振り返りつつも、気持ちの整理へと努めていた。

 「立ち上がりに関しては、決してそこまでよかったわけではない。最初の10分間におけるバイエルンの支配力は、圧倒的なものがあった」と、TV局スカイに対して語った同氏は、序盤のチャンスをものにした事で「落ち着きが出てきた」と振り返り、それからは「非常に力強いディフェンスをみせてくれたと思う」と賛辞を送っている。「もちろん展開に助けられたところもあったさ」

 その結果ホッフェンハイムは首位へと躍り出る事になるのだが、第2節とあって「それはどうでも良い事だよ」と指揮官。あくまで重要なことは、「自分たちの持つ力を意識すること。それを我々は示す事ができた」との考えを述べ、「試合内容を正しく整理していくこと」と過大評価に釘を刺し、成功からも失敗からも「客観的に明確にしていくこと」を説いた。

ビチャクチッチが負傷交代

 ただそんな歴史的勝利の背後で影を落とす場面も。この試合で先制ゴールを決めていたエルミン・ビチャクチッチが、負傷のために途中交代を余儀なくされており、ヘーネス監督によれば「現時点においては、より深刻な負傷であると考えるべきだろう」との見方を示している。

ボガルデのレンタルは検討せず

 メライロ・ボガルデにとっては、レンタル移籍も意義深いものであろうが、しかしながら18才のCBにとって今夏は確実にそれはオプションではない。そもそもまずは2021年までの契約を延長する必要があり、すでに交渉は行われているが今夏の移籍市場の間で完了する可能性は低いだろう。そのためレンタルは今年の1月まではオプションとはならないはずだ。
  


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