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2022年05月17日

最終節から4人目、ホッフェンハイムもヘーネス監督退任を発表

TSG 1899 Hoffenheim
TSGホッフェンハイム
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 TSGホッフェンハイムは、セバスチャン・ヘーネス監督の退任を発表した。「昨日の午後、アレクサンダー・ローゼンSDはじめクラブ首脳陣と、詳細にわたり話し合いを行った結果、我々は共にこの協力関係を解消することで合意に至った」と、火曜日にリリースされたクラブからの声明にて、指揮官はコメント。「この数週間、私たちはこの共同作業について集中的に分析を行ったのだが、今後の方向性に向けて一致さえていくことができなかった」と言葉を続けている。

 2020年夏にバイエルン・ミュンヘンIIからTSGホッフェンハイムへと就任したヘーネス監督は、当初では数多くの問題に直面しながらも今シーズンよりチームの安定化に成功。一時はチャンピオンズリーグ出場権の獲得さえも見えるほどの飛躍ぶりをみせていたのだが、3月中旬に行われた古巣バイエルン戦にて痛み分けを演じた後、ヘルタ、ボーフム、ライプツィヒに3連敗。さらにシーズン最後もフライブルク、レヴァークーゼン、グラードバッハに3連敗となり、とりわけ最終節では1−5と大敗を演じる結果となってしまった。

 試合後オリヴァー・バウマンは「これはここ数週間の流れを象徴するものだ」と不満を口にし、「僕たちのこの低迷ぶりは不可解だよ。一時的なものではなく9試合も続いたんだこれはあまりに長すぎる」とも発言。当初は有望視されていたヘーネス監督とのプロジェクトも、この数ヶ月の失態によりむしろ失敗の烙印を押される結果となったようだ。

 ローゼンSDは感謝の気持ちを示すとともに、「最終節の前から分析をはじめた結果、この2ヶ月における結果と出来事が、今季みられた様々なポジティブな部分を覆い隠してしまった」と説明。「このネティブな印象」を受け、「綿密な議論の末」に解任という判断へと至ったと述べている。

 なおブンデスリーガでは最終節終了の笛の音が響き渡ってから監督の退任報道が続いており、今回のTSGホッフェンハイムからのヘーネス監督退任の知らせは、グラードバッハのヒュッター監督、アウグスブルクのヴァインツィール監督、そしてヴォルフスブルクのコーフェルト監督に続く、4例目となった。
  


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