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2022年07月05日

ケルン、サルギス・アダムヤンをホッフェンハイムから獲得

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 サルギス・アダムヤンが、TSGホッフェンハイムから1.FCケルンへと移籍することが、正式に発表された。26歳のアルメニア人アタッカーとは2026年までの契約を締結。なお2023年まで契約を残していたホッフェンハイム側には、移籍金として100万ユーロ以下が支払われることになったようだ。

 ケルンのケラーSDは「選手」としても「人間」としての「トップ」と高く評価。「運動能力的にはスピード、深さ、オフェンス時での1vs1における動き、フィニッシュの強さ、ボールに対するアグレッシブさやスプリント中心型のその動きなどが特徴だよ」と言葉を続けており、「基本的には攻撃的なポジションであればどこでもいけるのでチームの柔軟性が増すね」と語った。

 これまで所属してきたホッフェンハイムではバックアップとしての域から抜け出すことはなく、昨季後半戦にはベルギー1部クラブ・ブルージュへとレンタル移籍。そこで16試合に出場し6得点をマークするなど活躍を披露。チームのリーグ優勝にも貢献している。その自信を胸にホッフェンハイムに戻ってきたが、ただ指揮官がブライテンライター監督に変わっても状況に変化はなく、このたび遂に完全移籍での退団を決意。

 改めて理由について、同選手は「ケルンに移籍した決定的な理由は、シュテッフェン・バウムガルト監督とクリスチャン・ケラーSDを事前に知っていたことにある。バウムガルト監督とはロストックでのAC時代に指導を受けていて、ケラーSDとはレーゲンスブルクで何年も一緒に過ごした。家族もドイツに戻りたがっていたし」と説明している。

 なおアダムヤンに対してはケルンのほか、ブレーメンも関心を示していたが、最終的に軍配は旧知の間柄がいたケルンに。ホッフェンハイムのローゼンSDは「ブルージュへのレンタル移籍は優勝という形で、全ての関係者にとっていい結果となったし、複数のクラブからの関心が寄せられていたよ。ただケルンではサルギスは4年契約を締結しており、我々とは異なる役割を担うことから、財政面と選手の希望を考慮して移籍に応じる判断を下した」と述べた。


 その一方で同じくホッフェンハイムからケルンへと渡りチャンスを掴んだ経験をもつアンソニー・モデストが、またしても1.FCケルンからの退団をちらつかせている。「2023年まで契約が残っている」ベテランアタッカーは、トレーニングキャンプの最中である火曜日に「何かあったら、クラブに話さなくてはならないものだよ」とコメント。「稼ぎ頭というのは、徐々にその居場所を失っていくものではあるんだ」

 実際に同選手の代理人はすでに積極的に動いているとみられているところだ。「2・3年と契約できる機会があるのであれば、クラブと話をすることになるさ。自分のことを考えると、タイトル獲得どうこうだけでなく、お金を稼ぐことも考えなくてはいけないからね」
 


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