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2021年07月03日

ASローマ就任のモウリーニョ監督「以前よりも良い監督になっている」

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 ジョゼ・モウリーニョ監督が金曜日に、ASローマの新監督としてのキャリアをスタートさせた。58歳のポルトガル人指揮官とイタリアとの接点は、少し前にまで時間を遡らなくてはならない。2004年にポルトでチャンピオンズリーグ優勝を果たし、そしてチェルシーでの2年間でプレミアリーグ優勝を経て、2008年にインテル・ミラノの指揮官として、はじめてこの地に降り立った。そこでも2010年にバイエルンを下してCL優勝。その後はレアル・マドリード、マンチェスターU、トッテナムを経て、再びこのイタリアの地へと帰還している。今回の任務は7位と不本意な成績に終わったジャッロロッシを立て直し、あわよくば再びタイトルをその手に収めることだ。

 ただ決してその道のりは容易なものなどではない。古巣であり現王者のインテルやユベントス、ACミラン、アタランタなど、今のセリエAでは強豪たちがひしめき合っており、それもモウリーニョ監督は十分に理解していること。「最初からワクワク感があったね。それはオーナーやピントSDとの初日からだよ。すぐに交換が持てたし、それは私にとって特別なことだ。人間性や共感といった部分。これはモウリーニョ・プロジェクトでも、ピント・プロジェクトでもなく、ASローマ・プロジェクトなんだ」とコメント。その道筋を見出すことが同氏のタスクであり、そのためには35歳のジェコがまだ通用するか、1年で2度も十字靭帯を切断したザニオーロの復活や、ペッレグリーニの起用法。そしてこの日に伝えられてしまったスピナッツォーラの長期離脱への対応への判断も求められる。

 だが決してそれは一朝一夕で成し遂げられるようなものではなくあくまで数年間をかけて、この「スペシャル・ワン」と共に伝説を築いていきたいと願っており、だからこそ3年契約を締結。そのモウリーニョ監督は、再び訪れたイタリアでの仕事始めにむけて「イタリアを離れてから、私は本当に成長したと感じている。本当に実感しているんだ。今の私は以前よりも良い監督になっている。この仕事には多くの経験値が求められるものなんだ」ただそのためには、クラブの首脳陣たちからのサポートが必要だ。モウリーニョ監督は改めて「まずいくつかのプレゼントを貰えればと思っているよ。それで私は本当にハッピーになれるし、更なるモチベーションへと繋がる。だから良いスタートを切ることができると思うんだ」と訴えた。
 


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