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2021年07月14日

FAにUEFAから厳しい処分へ。暴動や多数の不法侵入者も

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 先日行われたユーロ決勝ではイングランドサッカー協会にとって、PK戦の末での敗戦という悔しい結末、その後のPKを失敗した選手への人種差別行為に加え、更なる残念な結果をもたらしてしまった。イングランドサッカー協会は物の投棄、相手国国歌へのブーイング行為、延長戦でのピッチ内への乱入などの行為について、主催者であるUEFAより罰金に加えて無観客での試合開催を強いられる危機にも瀕している。

 またチケットを持たない何千人もの人々が、バリケードやチケット検査場の突破を試みてており、イングランドサッカー協会側はUEFAの要求以上のセキュリティを提要した主張しているものの、目撃情報によればしどろもどろするスタッフと存在感は薄い警察、そして攻撃的な侵入者たちの存在などを報告。最終的にスタジアム周辺では、53人の身柄が拘束されており、警察官19人が負傷。またイングランド代表のセンターバック、ハリー・マグワイアの父親が、肋骨を骨折した疑いにより治療を受けるなど、無関係なファンたちにも被害が及んでいたことが明らかとなった。

 また英紙ガーディアンが匿名から得た情報によれば、そういった手法以外にも、数多くのファンたちがチケットを持たずに、スタジアム内へ違法に入場し決勝戦をライブで観戦していたとのこと。しかも事前に連絡を取り合った上で、会場では偽物のチケットの利用や、身体障害者用の入場口の利用、さらにスタッフの買収にさえ成功した者もいたという。「あれで5000人より下回っていたらびっくりする、という数だよ」とその匿名者はコメント。ちなみに公式発表の観客動員数は6万7173人であり、最大収容人数は9万人となっている。
 


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