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2021年08月06日

FCバルセロナ、リオネル・メッシの退団を正式に発表

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 リオネル・メッシが、21年間に渡り過ごしてきたFCバルセロナを、この夏に後にすることが遂に明らかとなった。むしろ流れは契約延長発表にあるとみられていたが、しかしながら木曜夕方に発表されたものは、契約延長が頓挫したという衝撃的なものだった。

 それによれば両者ともに、「新しい契約を締結するという、明確な意思をもつ」ことで合意をしてはいたものの、しかしながら「財政的、構造的な問題のために」実現することが不可能と判断されている。

 「これにより、メッシはFCバルセロナへと残留しません。」と付け加えており、「双方とも、最終的に選手、そしてクラブの希望が叶わなかったことを、深く残念に思っています」と記した。

 なおメッシとバルセロナとの契約は、すでに6月末日いっぱいで満了を迎えていたものの、しかしながら最近では残留が確実視されていたが、大きな財政問題に悩まされるバルセロナは、稀代の名プレーヤーを失う結果に。
 
 2004年にデビューして以来、メッシはバルサにてラ・リーガ通算520試合に出場(474得点)して10度優勝、5年連続での得点王にも輝いており、さらにチャンピオンズリーグ通算149試合(120得点)に出場し4度制覇するなど、輝かしい歴史を刻み続けてきた。

 果たしてバルセロナは、この大きな穴をどのようにしてカバーしていくのか。一方でメッシはどこへ、戦いの場を求めることになるのか。今後の両者の展開に多いに注目が集まるところ。

 以前では恩師グアルディオラ監督率いる、マンチェスター・シティが最有力候補と言われていたが既に関心はないといわれ、今夏に積極補強をみせるパリ・サンジェルマンがメディアでは取り上げられている。

リーガ・エスパニョーラを批判


 またバルセロナは同時に別の声明も発表した。数時間後に投稿されたメッセージでは、リーガ・エスパニョーラに対する攻撃が展開。リーガが国際投資ファンドCVCとの戦略的合意に達したことへ「驚き」をみせている。

 その見返りとして自社株の10%がCVCに渡るのだが、バルサとレアルがその詳細を公表。リーガは年間20%以上の利益を保証し、今後50年間11%近い視聴権を譲渡するとのことで、これは変化の激しいサッカー界において「不適切」と糾弾した。
  


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