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2021年09月12日

UEFAチェフェリン会長、レアルのペレス会長にチクリ

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 独紙シュピーゲルに対して、UEFAのアレクサンダー・チェフェリン会長は「彼らは、サッカー界を破滅に導こうとしたんだ」と糾弾した。今年の4月中旬、イングランド、スペイン、イタリアの12のトップクラブが集結して、スーパーリーグ構想を発表。だがファンや多くの関係者たちからの強い反発もあり、そのうち9クラブがプロジェクトから撤退。まもなして事態は収束をみることになる。

 しかしながらそれでもスペインの2大巨頭、レアル・マドリードとFCバルセロナ、さらにはイタリア王者ユベントス・トリノは決して諦めることなく、法的措置も辞さない構えを見せているところ。だがチェフェリン会長ははこれに嘲笑を浮かべ、「スーパーリーグがないと、生き残れないと泣き言を口しながら、今は1億8000万ユーロを出してキリアン・エムバペを狙いにいくなんてね」と、特にレアルのペレス会長に対する厳しい非難の声を浴びせた。

 むしろあまり意味を成していないファイナンシャル・フェアプレーを「年末、遅くともシーズン終了までに」改革したい考えであり、さらに贅沢税についても提案。最近ではサラリーキャップの可能性も議論となっているところだ。だがサッカー界と取り巻く大きな変化の要望は、スーパーリーグ構想にとどまるものではない。今度はFIFAが4年に1度開催のワールドカップについて、2年に1度開催へと短縮することを持ちかけているが、これに対してもチェフェリン会長は断固拒否を表明。


 ちなみにまだドイツサッカー連盟からの、FIFAに対する姿勢は正式には発表されていない。しかしながらドイツサッカー連盟で暫定的に代表を務め、またドイツサッカー連盟の執行委員会のメンバーでもあり、4月からFIFA理事会を務めるペーター・ペータース氏は、「私の考えでは、ドイツサッカー界はUEFAと同連盟会長と同様、明確に反対の姿勢にある。金曜日に決定がなされ、まだ議論は残されてはいるけどもね」と語っている。

 そんな大きな課題が山積みという中で、チェフェリン会長は任期となる2023年以降の続投にも意欲的な姿勢を示している。「想像以上のストレスがあるが、それでもこの仕事を愛しているし、私はサッカーを愛している。」
 


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