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2021年09月12日

クロップ監督、FIFAに苦言「結局、泣きを見るのは選手たち」

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インターナショナル
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 代表戦明けに開催されるリーズ・ユナイテッド戦において、リヴァプールFCのユルゲン・クロップ監督は、ワールドカップ予選開催の延期やコロナ禍による英国での検疫などが合間って、何人かの南米選手をオプションとして起用できなくなる事態へと陥っている。「本当に泣きを見ることになるのは、最終的には選手になってしまうんだよ」

 そう語ったクロップ監督の視線の先には、今回のブラジル代表選手たちを取り巻く「厄介な状況」だけでなく、ここのところはワールドカップ開催を2年に1度へと、短縮することを提案しているFIFAの姿があった。「2年に1度、もしもワールドカップを開催したとして、ユーロもまた2年に1度開催されることになる。つまり毎年大きな大会に出場し、1年間での休養は3週間程度になるかもしれない。良い加減に気づくべきだろう。素晴らしい試合を作り出してくれる重要な要素を担う選手たちにも限界はあるのだということを」

 結局は、クロップ監督も指摘しているように、「もちろん、お金という1つの問題に尽きる」ものだ。コロナ禍もあいまって現在では、これまで以上の過密日程の中で選手たちは戦うことを余儀なくされており、各方面からも訴えの声があがっている。「私はもう54歳だがね」と語ったクロップ監督は、「自分たちの利益追求のためではなく、あくまでプレーをことを話し合うために、FIFA、UEFAらが共にじっくり考える姿を、私が生きている間に実現するとは思えないんだ」と言葉を続けた。
 


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