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2021年10月01日

子供達しかいないのに・・・、カマラが再びプラハで人種差別被害

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インターナショナル
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 木曜日の夜にチェコの首都プラハにて、今度はグラスゴー・レンジャースのグレン・カマラが人種差別的被害を受ける事態が発生。しかもこの日にスタジアムに訪れていたのは、子供たちだけだったにも関わらず・・・。

 最終的に0−1と敗戦を喫した今回のスパルタ・プラハ戦にて、後半74分に2度目の警告を受けたために、主審よりカマラに対して退場処分が言い渡されることになったのだが、そもそも試合中にも観客からはボールに触るたびにブーイングが。

 実は今回スパルタ側ではチャンピオンズリーグ3次予選にて、ASモナコのオーレリアン・チュアメニが相手サポーターから、人種差別被害を受けたとして無観客試合の開催を命じられていた。だがUEFAは、6歳〜14歳までの子供1万人の動員というスパルタからの提案を受け入れていたのだ。

 またカマラにとってプラハでの試合といえば、今年4月に行われたヨーロッパリーグ16強において、スラヴィア・プラハのオンドレイ・クデラから人種差別的な言葉を浴びせられ、UEFAが同選手に10試合の出場停止処分を命じた過去も。

 カマラの弁護士は「今回は改めて、プラハに人種差別における深刻な問題があることを露呈しました。そしてUEFAはいつものように目を背けている」とコメント。「スタジアムには1万人の小学生たちで埋め尽くされていましたが、それでもほとんど違いはなかったですね」と語るように、カマラ退場の際にはスタジアムから大歓声が挙がっていた。
 


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