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2021年10月05日

「最悪の試合だった」アンチェロッティ監督。アラバについては擁護

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 明らかにレアル・マドリードは今、下降線の一途をたどっている。ビジャレアルとの痛み分けにはじまり、チャンピオンズリーグのシェリフ・ティラスポリ戦では1−2と敗戦。とりわけ支配率76%、シュート数31:4というスタッツからは、「不運」としか言いようがない試合だったかもしれないが、ただ週末には今度はエスパニョールへ、1−2と25試合連続続いたリーグ戦無敗を破られたのである。

 カルロ・アンチェロッティ監督は、「悪いパフォーマンスだった。それ以上に言う言葉などない」とコメント。「アイデアをもってこの試合に入っていたのだが、冷静さに欠けていたよ。失点の後は大混乱へと陥っていた」と振り返っている。「最悪の試合だったね」 この試合でレアルはいくつかの変更を、システムを含めて行なっており、ティラスポリ戦では4−3−3だったが、今回は4−1−3−2でプレー。クロースがボランチに入り、アラバが左サイドバックへとスライドした。

 しかしこの日の先制点には、ゴール前で容易に買わされてしまった元バイエルンDFが大きく関与する結果に。ただそれでも指揮官は「オフェンス面で助けになると思っていたし、その通りになった」と評価。確かにアラバをスケープゴートにするのは安易だ。この場面ではさらにバスケスとミリタオも出遅れており、2失点目ではナチョが稚拙な守備で股抜きを許し、モドリッチも危機察知が遅れていた。

 さらに3失点目を喫してもおかしくなかったプレーもあり、まさにアンチェロッティ監督が振り返ったように「カオス」の言葉に尽きる。今回の代表戦期間突入は、守備面での立て直しをはかるため、レアルにとってはちょうどいいタイミングだったことだろう。「我々は今、このことを反省し、1週間のうちにどうして急変してしまったのかを調べなくてはいけない」と語った。「この敗北は内容にみあったものだ」
 


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