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2021年10月25日

ネヴィル氏も苦言「なぜマンチェスターUは敢えてプレスを仕掛けた?」

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 1895年以来となる、宿敵リヴァプールFCに喫した最多得失点差での大敗劇を受け、試合後マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は「最も暗い日となった」と声を絞り出した。「個としてもチームとしても不十分なものでだった。リヴァプールを相手に、あのようなチャンスを与えてはならない。だが残念ながらそれが実際に起こってしまった」

 そして「我々は自分たちがどん底にいることを認知しているし、これ以上のことはないともわかっている」とコメント。自身の去就については「ここで諦めるわけにはいかない」と語っている。「何か別のことを聞いているわけではないし、普段通りに明日のことを考えている。もちろん誰もが失意にあるし、経験した事のないどん底さだ。その責任を私も今も、そしてこれからも担っていく」

 実際にマンチェスター・ユナイテッドがどのような判断を下すかは、今後を見ていくしかないだろう。ただこの日は求められるクラブ像とはかけ離れたものであり、再び多くの点で弱々しく、不可解な様を露呈。戦術的な問題なのか?創造性?チームとしての機能?いずれにも疑問符がつくものであり、対戦したリヴァプールとは対照的なものだった。

 とりわけその中途半端なプレスは、リヴァプールに幾度となく打開されていく結果となり、TV解説者を務めたガリー・ネヴィル氏も「今のマンチェスター・ユナイテッドには、プレッシングの能力は無いというのに」と首を傾げている。「ラッシュフォード、グリーンウッド、ロナウド。この3人でボールを奪い返すことなどできないだろう。3年間カウンターで勝負してきたスールシャール監督が、いったいなぜこの日はプレスを仕掛けてきたのか。皆目見当もつかない。」
 


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