ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年11月06日

セリエA9試合ですでに8得点、シメオネJr.大活躍の秘訣

ドイツ以外のニュース
インターナショナル
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 セリエA9試合ですでに8得点。ジョヴァンニ・シメオネほどの好スタートを切ることに成功した選手も、そういないだろう。26歳のアルゼンチン人MFは、とりわけホーム戦2試合での105分間の出場で6得点をマーク。ラツィオ戦での勝利では4得点をも記録しており、「ここまでは全てが順調に事が運んでいるね。また自分のバランスを取り戻せていると思う」と胸を張った。

 とりわけこれほど厳しいサッカーの世界に身を置いている以上、そこでコンスタントさを保ち続けることは並大抵のことではない。そこで同選手は現在、心理学者とともに取り組んでいるところであり、リラックスして試合に臨めるように工夫を凝らし、試合前には瞑想も行うという。さらに父、アトレチコで指揮をとるディエゴ・シメオネ氏からもアドバイスを受けており、「常に1つの試合ごとに大切にして臨むこと、それがプラスに働いている」と説明した。

 アルゼンチンのリオ・デ・ラ・プラタで育ったシメオネ・ジュニアは、リーベル・プレートに所属していたものの、むしろ30kmほど離れたバンフィールドにレンタル移籍して注目を集めており、300万ユーロでCFCジェノアへ。そのデビュー戦では父の存在も気にしない自信に満ちた様子をみせ、その言葉を実際に12得点という形で有言実行してみせた同選手だったのだが、その後フィオレンティーナ、カリアリなどで浮き沈みの激しいシーズンを過ごして停滞。

 だが今季より移籍したエラス・ベローナにて大活躍をみせているところであり、「この前の4得点は、僕のキャリアの中でも最高の試合だったと、父が言ってくれたんだ」と胸を張ったシメオネ。悩みを抱えた時には常に相談に乗ってくれるという父の存在は、「決して短気ではなく、支配的でもなく、彼の助言は常にとてもやくだっていたんだ」とコメント。さらに試合前には「ロッキー2」をみてアドレナリンを高めていたようで、ドゥードル監督は「うちに帰って、ロッキー3を探して見せないとね」と笑顔をみせた。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報