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2021年11月26日

ラルフ・ラングニック氏、マンチェスターUの暫定監督就任へ

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 ラルフ・ラングニック氏が、監督業へと復職することが明らかとなった。63歳のドイツ人指揮官はマンチェスター・ユナイテッドと、今シーズンいっぱいまで暫定的に、監督へと就任することで合意。その後2年間に渡り、同クラブのアドバイザーを務めることになるという。そのため同氏とマンチェスター・ユナイテッドとの契約は2022年5月末日までながら、その後はコンサルタントとしてのフォローアップ契約を2年間分締結。これは英紙アスレティックが報じたもので、kickerで得た情報とも合致するものだ。

 最近ではロコモティフ・モスクワの競技・育成部門の責任者を務めていたラングニック氏は、ブンデスリーガではSSVウルム、VfBシュトゥットガルト、ハノーファー96、TSGホッフェンハイム、シャルケ04、RBライプツィヒなどで監督を務めており、2018/19シーズン終了後に退団した後、レッドブル社のスポーツ&ディベロップメント・サッカー部門の責任者となったが、今期開幕前に独立。その結果、前述のロコモティフを顧客として迎えたという経緯がある。

 一方のマンチェスター・ユナイテッドは、先週末に昇格組ワトフォードに敗戦したことを受けて、オレ・グンナー・スールシャール監督を解任。ひとまず長年選手として活躍してきたマイケル・キャリック氏にチームを任せていたが、最終的に暫定監督にラングニック氏を招聘することを判断。これで来年夏までに後任の監督を模索していく。

 ラングニック氏はドイツでは4バックの父とも呼ばれ、特に大きな成功をおさめたのは2011年、FCシャルケ04にてドイツ杯優勝を果たした場面が挙げられるだろう。ホッフェンハイムやライプツィヒをブンデスリーガ昇格へと導いた立役者でもあり、今回は同氏にとって初の海外挑戦。実際に今夏にもACミランへ監督兼SDとしての契約に迫っていたが、最終的には頓挫。今回の就任へと至っている。

 だがそれでも、週末にドイツ人指揮官同士による対戦が実現するわけではない。ラングニック氏はまだ、労働法上の手続きのために、日曜夕方に行われるFCチェルシー戦ではベンチに座ることが許可されない。そのため来週木曜に行われる、アーセナルとのホーム戦にてデビューすることになるだろう。
 


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