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2021年12月28日

オーバメヤン不在で4連勝の新生アーセナル

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 アーセン・ヴェンゲル氏が2018年にクラブを去って以降、それまで常連となっていたチャンピオンズリーグの舞台から、久しく姿を消してしまったFCアーセナル。ペア・メルテザッカー氏は、そんな古巣について南ドイツ新聞に対し「良いアイデアをもちこむと同時に、クラブのスタッフを味方につけられる、そんな後継者を見出すことは決して簡単なことではないよ」と語った。

 「アルテタ監督はヴェンゲル監督とは異なり、激しさと集中力をもった人物。新しい世代へと対応し、何が求められているかを明確に示すため、コーチとして積極的に活動していくことを心がけているよ。私の時代ではもっと、多くのことが話し合いによって解決されていたけどね。今の世代はもっとガイドラインを必要としているんだ」

 そしてかつて現役時代には前述のヴェンゲル監督の下でプレーしていたアルテタ監督は、ここのところは規律面の強化に着手。キャプテンを務めていたピエル=エメリク・オーバメヤンからその役割を剥奪し、さらに出場停止処分をも科す判断を下している。「この大きな問題が、競技面での成功に反映されたことは良かったよね」とメルテザッカー氏。この間にアーセナルは4試合で4連勝、得失点差では14:1と圧倒的な数字を残した。

 平均年齢24.6歳と非常に若いチームは、32歳のベテランストライカーの不在の穴を感じさせないどころか、エミル・スミス・ロウやブカヨ・サカらが打開策を見出しており、特にサカは今夏のユーロにて人種差別問題にも揺れたが、どうやらそれを克服することに成功したようだ。ただもしもこれからオーバメヤンがチームに復帰することになるなら?その時にはどういった対応をしていくのか、そういった疑問もまだ残る。
 


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