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2022年04月08日

チェルシーも止められないベンゼマが「魔法の夜」を再演

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 ラ・リーガとチャンピオンズリーグでの34試合で既に35得点をマーク。もはやカリム・ベンゼマは前回CL王者チェルシーをもってしても、止めることはできない存在となっていた。ベンゼマとバルベルデが作り出した最初の好機はバーに阻まれたものの、ヴィニシウス・ジュニオールのアシストにより、スタンフォード・ブリッジは沈黙に。

 「ビルドアップがうまくいって、危険なカウンターアタックを繰り出せていたね。ベンゼマとヴィニシウスを前線へと送り込み、危険な状態にしていたよ」と、この日コロナ感染から復帰したばかりのアンチェロッティ監督は『BT Sport』に総括した。さらにベンゼマはそのわずか3分後にも加点。後半立ち上がり早々には相手DFリュディガーのパスミスに乗じてハットトリックを達成している。

 クルトワは「パリ・サンジェルマンをマドリードで迎え撃った時のような魔法の夜だね。僕たちはレアル・マドリードここにあり、というところをみせるためにここにきたんだ。」と胸を張りつつも「これで決まったと考えてはいけない。今度逆に早い段階で得点を決められてしまうと、またどっちに転がるかわからなくなる。パリ戦のようにファンの後押しを、僕たちは必要としており、イーブンの状態にあると思って戦いに臨まなくてはならない」と気を引きしめた。


 一方のチェルシーのトゥヘル監督の方は、「もう一度、自分たちのレベルというものを見出さなくてはいけないよ」と指摘。「前半はブレントフォード戦での後半にみせていたような戦いぶりだった」と述べ、「我々の本来あるべきレベルから程遠く、この試合で求められる全ての点においてそれはいえる。この2試合だけで7失点。何も変わっちゃいない!」と檄を飛ばしている。


 「これではやっていけない。地に足をつけていかないと、週末の試合にも勝てるものじゃないさ。競争心をもう一度取り戻さなくてはいけない。ベルナベウのことなど考える場合ではない。」そのため選手たちとの対話の必要性も求めており、「時にはそういうことも必要。我々はアマチュアではない。らしくない守備だったし、激しさと献身性に欠けていた」と説明し、あくまで「誰か個人を指さしたりすることは決してしない。我々は共に歩んでいるんだ」と語った。
 


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