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2022年04月11日

クロップ監督、プレミア首位攻防戦は「まるでボクシング」

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 「なんというワイルドな試合だったことだろう」とユルゲン・クロップ監督が振り返ったプレミアリーグ首位攻防戦、マンチェスター・シティvsリヴァプールFC戦は、欧州最大のビッグマッチの前評判通りの素晴らしい試合を披露。互いに激しく、テンポの早いサッカーを展開し、そして絶え間なく得点チャンスを作り出していた。「まるでボクシングのようだったとさえ表現できるだろう。手を下ろした瞬間に、強烈なパンチを食うことになるんだ」

 特にリヴァプールは前半では精彩を欠いたために”ノックアウト寸前”のところまで追い込まれており、多くのハイボールによる守備の裏を突かれる”パンチ”を「あれほどやられたのは記憶にないね」というほどまで受ける結果に。結局2点目もまたその手法で攻略されてしまった。「だが後半の立ち上がりからはよかったね」と指揮官が語るように、落ち着きを取り戻してマンチェスター・シティを相手に痛み分けにまでもつれこませることに成功。

 「いいところはたくさん見受けられていたし、今までで一番、相手に迫ることができていたのではないか」とクロップ監督は評し、首位シティとの勝ち点差も直接対決によって広げられずに済んだ。「今のところは全てが順調だ」と語った54歳のドイツ人は、「素晴らしい試合だった。この結果をしっかりと受け止めないといけないし、そうできるものだ」と言葉を続けた。


 その一方でマンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督も、「監督冥利に尽きる」と試合後のインタビューにてこの試合を振り返っており、「このチームに対して、これ以上のプレーというものも難しいだろう」と選手たちを労っている。特にあれほどの強力オフェンス陣を相手に「我々はよく守り、彼らにほぼ隙はみせなかった。」ことは並大抵のことではない。

 それでも課題としては「終盤にチャンスがあったのだから。もっと決定力を高めていかなくてはならないね」と強調しており、「我々の方が相手を上回っていたにも関わらず、2−2という結果になったのだ」と総括した。「確かに首位のままだが、大きなチャンスを仕損じた。ただまずはこれからチャンピオンズリーグ。それから次のリーグ戦に集中していくよ」 
 


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